pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

見れた。読めた。

 そういう訳でミニオンシリーズ(あれ?)、とりあえず公開されている分は最新作まで見たのです。

 

 合流したばかりの頃の少年グルーとミニオンズのお話ですね。悪党、反悪党=悪ガキと理解すれば大丈夫な世界観。悪ガキだから、そこまで酷い事はしないのがお約束。今回気になったのは、ミニオンたちが功夫を習うシーンがあるのですが、その道場に掲げられている漢字が簡体字でも繁体字でもなく日本の漢字に見えたこと。これは政治的に正しい表現って奴なのか?まぁ、なんちゃってチャイナだから、まぁいいのか。

 そしてラストでグルーのメカをこさえていた博士と合流したので、たぶん次回作もあるんぢゃないかな。今回は小学生だったから、ハイティーンなグルーの話とかで。

 

 はい。フィデルマシリーズの短編集第一弾です。メソッドはだいたい長編と同じです。つまりフィデルマが「やーな感じ」と思った人物が怪しい(あ

 毛色が多少異なるのは『大王の剣』と『大王廟の悲鳴』ですかね。明らかな容疑者というのはフィデルマの好悪からは解らなかったかな?そうでもないか。いやでも真犯人は謎解きで明らかになるので、そこまでは解らないというか短編だからシンプルだから、そこまで記述する余裕がないというか、そんな感じですかね。

 あと思いついたのは、古代アイルランドが法に則って立ち振る舞う制度が貫徹しているのですが、「お前は死ね。俺は生きる」的な復讐論が目立つ社会って、実は社会の構成員を殺す事ができる余裕のある社会ではないかと思うのですよ。社会が生き残るのにギリギリでやっている社会では、犯罪は往々にして賠償という形で弁済されるようです。これは社会の構成員がギリギリであり(ギリギリの人員しか生き残れない生産力しかない、ともいえる)、どのような形であれ構成員を殺害する事は労働力を失い、生産性を低下させる事に繋がる。ひいては社会が生き延びる確率が減る、という事に。

 んで国際法が海事法が元になっているって何処かで知って、なるほどなーっと思ったのは、海上でのトラブルは「お前は死ね。俺は生きる」方式では共倒れになるよなーっと思いついたからで、現代でさえも海難事故は一隻で対処できず沈没、全滅してしまう可能性のある危機であり、苦難の時に助け合うという事は相互保障になるのですが、海洋国家でないとそういう発想はないのかも知れないなーっと、ロシアの振る舞いを見ていると思ったりしたり。ロシアって「助け合いが相互保障」という感覚が薄い国家なのではないかと思うし、そういう支配者層の個性なのかね?

 そーんな事で余白を潰しました(あ