風邪ッぴきが長引いています。たぶん金曜日の夜に調子に乗って夜更かしして録画をやっつけていたからでしょう。土日は多少自重しました・・・飲酒したけど(オイ
んで見たもの感想。『ダンダダン』。原作漫画大人買いして読んだから知っているけど、そこで切るんかーい!!二期、絶対やるんでしょうね??という圧を与えたくなりますが。まぁ仕方ないっちゃあ仕方ない。そこしか切れそうなとこ、ないもん。その後、『呪いの家』エピソード、結構根が深く(ほんとに深い)長いからねぇ。ひょっとしたら二期は『呪いの家』編とかってサブタイトルになるかもだし。
来年七月に始まるだろう二期を期待します。
『おんな城主直虎』は、ようやく見た後に爽快感を感じるようになりました、今まで「いい人なんだけど、たわけた事をして墓穴を掘りまくっていた井伊一族」が、前向きに発展しそうな展開になってきましたからね。それも「何も知らない次郎法師どの」が視聴者目線で『徳政』に対処したり、『逃散』くらったり、村の借金返済に年貢を当てる為、商人に村の領主権を与えたり、元領主には代替の村を与えたり、そのやりくりっていうのが解りやすくて面白い。
んで井伊目線からすると今川は理不尽なんだけど、今川目線からすると井伊って、間抜けな反逆を繰り返す、どうしようもない国衆なんだよねぇ。しかも親子二代でやらかしている。直満の時はまだしも、直親は世間知らずにも、良く知らん人づてに松平と無謀として「うそぴょーん」ってやられている。ドラマだから手間暇かけている罠だけど。なんかですね、このドラマって架空である事をいい事に室町~戦国期の常識って奴をふんだんに取り込んでいるみたいで、そこが面白いんですね。
んで他国から流れてきた小野家の人たちからすると井伊家中の世間知らずな間抜けぶりが、もう!!もう!!って感じになっていて、「うちらがかじ取りしないと、この家中、あかん!!」って気持ちに、望むと望まざるとなってしまうのではないかと。小野父と最後の言葉「お前は俺を嫌っているが、お前は俺のようになる。必ずな」って意味が、直親の最期から理解できるようになりましたよ、はい。
土日は長時間煮込む料理をこさえていたので本読みが進みましたが(というか流し読みしていた)、もう五十文字で千字こえるので一つだけ。
島津氏と薩摩藩の通史で、だいたい知っている事ばかりなのですが一つだけ。薩英戦争は、長州の下関戦争と違って英国艦隊対薩摩で、薩摩は砲台や施設を焼き払われたけど英国艦隊旗艦を始め大破、中破の損害を与えているし、死傷者もどちらかというと英国艦隊側の方が多い。和睦して対等の立場で取引できるようになったから幕末薩摩兵は優秀な装備で『精強』を歌われたんですな。英国だけでなく多国籍艦隊で倍の戦力とは言え、一方的に負けてしまった長州とは違うんだなぁ、と思いました。
幕末の薩摩は強いってこういう事なんだナ。