はい。漫画の感想です。
何故か原作小説ではなくコミックス版で追いかける事を決めた作品です。はい。『勇者刑に処す』と同じ作者なので読み始めたものです。まぁ小説本が三巻までなので、そこまで長くないのでコミックスで追いかけても大丈夫かな、と。続刊あるかどうか把握していませんけど。
十年ぐらい前まで魔王と勇者が戦い、そして不戦協定を結ぶことで魔族と人間が共存する『魔王都市』が誕生しました。どうも作中ではその勇者も魔王も亡くなり、魔族側は七人の魔王候補が競合している状態。反乱が起きたりしてもいたようですが(魔王候補が一体、グッバイしている)、一応魔族と人間はそれなりに平穏に暮らしているようです。感覚として魔族はギャングとかマフィアとか893っぽい感じですけど。
そんな中、人間の組織から裏切者が出て、魔王候補を襲うという事件が。どうも人間側には魔族との協定に不服で、魔族を一挙に撃滅してしまえ、という組織が存在するらしく、そいつらが厳重に管理している筈の勇者用の兵器を持ち出して、魔王候補を襲っているらしいと。つまり・・・陰謀事件ですね。うふふふ。
設定の中で好みなのは、勇者という存在が対魔王用の人間兵器として描かれているってとこで、さすが『勇者刑に処す』の作者さんだぜ。この身も蓋もない感じ、大好きだぜ。
勇者の娘・・・父親の業績に反発しながらも『法』による正義にこだわる人と、なーんか謎が多い現場でなあなあと仕事している男のバディが事になるのか、楽しみです。先を知りたきゃ小説の方を読めってか?いやコミックのアクションで読みたいので。
絵柄はアレですが少女漫画カテゴリーだと思えば、はい。娘さんの方が何故、名古屋にきたのか、朧気ながら背景が見えました。まぁそういう時代だしな。
しかし大正期って国際的に軍縮時代で、職業軍人の肩身が狭い時代の筈ですが、そんな空気感は感じませんね。少佐の異母弟二人も、一人は海軍軍人ですし。三人兄弟中二人が軍人。それも陸軍、海軍一人づつ。残る一人はサラリーマンってのも様式化された感じですが。
ああ、性格が薄汚れた人間としては、麗しき人間関係よりも、もっと、こう、アレな感じが欲しいですよ(なら、求めるものが違うだろ
志村さんの漫画を読む理由って、自分が知らない世界を教えてくれるような気がするから、なんですよね。まぁ結婚している人からすると、志村さんの描く世界の方が身近って感じなんでしょうけど。
結婚した終わりぢゃなくて、それは新しい生活の始まりであり、様々なトラブルも起こり、色んな旧悪・・・旧悪?も出てきたり・・・でも不幸になって欲しくないので、二人の妊活が成功したところで終わるのは、いい感じかもですね。
次はどんなお話を描いてくれるのかなぁ。


