pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

油とデンプンの週末

 そんなつもりぢゃなかったのですが、マルガリータパスタこさえて、中華調味料を使ったレシピを探していたらモツ・アヒージョを見つけましてね。短絡的にバゲット食えるな、と連想してバゲットを一本買ったのですよ。そして自宅の野菜でジャガイモがあまり気味と知り、ツナとコンビーフとの炒め物をこさえたら・・・ああ、全ての料理にデンプンが含まれているぢゃないですかー。そして父親はバゲットなど食わない。

 さすがに土曜の夕食で他のおかずも食べながらパスタ食った挙句にバゲット一本など食べられないので、半分でしたが、日曜日の昼、父親が外出したので総菜パンを四つとアヒージョとバゲットの残りを食べる事に・・・無謀であったorz

 そんなこんなで酒の力を借りて大量のデンプンと油を摂取してしまいました。食べ過ぎです。その上、昼飯後、二時間余りもうつらうつらしてしまい、日曜日の晩は早めに就寝したにも関わらず寝つきが悪いので、正味四時間寝たかどうかという状況。眠いでござる・・・

 そんな不健康な週末を過ごしましたが、今回は映画を見ましたよ。はい。

 

 人質と犯人が親しくなってしまう事を『ストックホルム症候群』と言うらしいのですが、その元ネタの事件を元にした映画です。当時スウェーデンでは人質を取った事件というのは多くなかったらしく、映画の中では刑事事件なのに最終責任を首相が取る、というか事件解決の最終決断を首相が取るような描写になっていて、どんだけノウハウがなかった頃の事件なのか、という事が解ります。

 その為、警察の対応も今日から見ると洗練されたものとは言い難く、人質を巻き添えにしてガス攻撃って、え?人質が警察に協力するのは当たり前、って、え?そういう塩対応されたら、そしてなんか犯人が少しお人好しっぽくって、人質を思いやる言動をしちゃったら、まぁ、犯人に同情的になるよねー。特に人質が女性で、女性の生理問題に思い至らない男ばっかが警察の司令部を構成していたらね。

 最後には、どさくさに紛れて警察が犯人を射殺するかもしれないからって、身を挺して犯人を人質たちが守り、マスコミが放映しているところでようやく離れるという事に。警察側は誰も傷ついていないけれども面子を潰されたからには、そういう行動に出かねないという訳で。

 まぁ映画だから濡れ場とかも設定されているけれども、さすがに狭苦しい極限状態で、こんな事はしないと思うけれども。

 ほとんど、ぽーっとしながら見ていました。こういうストーリーが映画化された事の意味をぼんやりと考えましたね(ネタ切れとかも含めてね