pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

なーんも読み終えてない

 もうちょっとで読み終わる本はあるのですが、それは比較したい本があるので明日以降に書きます。だからネタがない・・・日本米のおいしさについて書くか・・・

 西アジアから以西になると米って野菜扱いになる傾向にあると思うのですが、なんでだろう?って、ずっと思っていたのですよね。まぁ自分にとってのお米がジャポニカ米前提だからってのもあると思うのですけれども。

 んでこの夏、たまたま手に入れた五キロのタイ米を食べる為に、色々と試した結果思ったのが、当たり前の話だけど、米と言いながらジャポニカ米とそれ以外のお米は別物であるという事ですね。ジャポニカ米の白米が美味いと改めて思いましたねー。何も味付けしなくてもお米本来の旨味があるので、白米のままでも食べられる。子供の頃、父方祖父の好みでお粥のあにさんみたいな、どろっどろのお米を食べていた時は、たいして美味しいとは思わなかったし、半ば義務みたいな感じで口に運んでいましたね。

 三十代になって祖父と同居しなくなって(まぁその後数年で亡くなりましたし)、お粥のあにさんから解放されて、硬めのご飯が炊いて食べるようになりましたけれども、それでも特に美味しいと感じた事はなかったですね。食感は好ましくなったので良かったのですけれども、子供のころからおかず食いの人でしたから、特にご飯の消費が増えるという事はなかったですね。

 んで今年、タイ米消費する為に父親が白米と同じように炊くとですね。不味くはないのですが、こう、味気ないのですよ。この味の違いは、タイ米レシピのサイトとかを見る限り、ジョポニカ米に比べるとインディカ米は身にまとっているアミノ酸などのたんぱく質が少ないらしいです。なのでお米を洗うとなけなしのアミノ酸が流されてしまうから、あんまり洗わない方がいいってレシピもありましたね。父親はお米を洗わないと気が済まない質なので、洗ってから炊くのですが・・・タイ米は味気ない白米になりますね。こう、デンプンをそのまま食べている感じ、ですかね?

 ご飯を良く咀嚼するとデンプンが糖分に分解されて甘く感じる、みたいな事を以前から聞いていたのですけれども、あれ、旨味が乏しいと咀嚼を繰り返す気にもならなくなるのですねぇ(個人の感想ですけど

 だからでしょうか。だいたい東南アジア以西の地域ではお米は必ず味付けされて、あるいは一緒に出されたおかずと混ぜ合わせて食べる事を前提にしている事が多いような気がしますし、そのように料理すると食感が日本の白米と異なる事もあって美味しく感じます。早く消費しなくちゃと、カレーとかパエリアとかしか作らなかったので、東南アジアの料理とかは作らなかったのですけれども、そろそろ終わりが見えてきたので他の料理もこさえてみたいですね・・・って、先週つくったプロフって中央アジアの料理。『乙嫁語り』で見てから食べたかったのですけれども、羊肉を買っていたので、こさえて食べました。美味しかったなぁ。