pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

病院からみ

 母親が心臓が大きくなってしまった事にともない、そこに水が溜まり、そこから肺にも水が溜まる事による呼吸困難に陥った為に緊急搬送されました。

 最初は日常的によくある発作で、深呼吸すれば、水を飲めば症状が軽くなると思っていました。うちの家は午前六時半過ぎに渋滞をさけて、都心の店に一家で『出勤』するのですが、母親は躁鬱が激しい時があり、臍を曲げていると『出勤』しない事もたびたびあったので、今朝もそれかと、行かないと言った時も、そう考えておりました。

 午前七時半頃、胸が苦しい、医者に行きたいと電話が店にかかり、正直『うへぇ』とは思いました。自宅に戻るのに三十分、それから都心の店近くのかかりつけの医者へ送るとなると・・・渋滞に巻き込まれるのは避けられない。しかし、仕方ありません。通勤方向とは逆向きに進むのですからスムーズに到着。ここからが大変だなぁ、と思い家に入ると、出かける準備をしてしかるべき母親が、肌着姿で電話によりかかったまま呼吸も荒くあえいでいるではありませんか。

 胸ぢゃないのかい?とか、どうしたの?とか色々声をかけますが、言葉は不明瞭です。テーブルには総入れ歯がはずしてありましたから、そのせいかとも思いましたが、しかしあえぎ方が尋常ではない。子供の頃、気管支炎からの喘息を自分は患っていたのですが、その発作とよく似ている。しばらく待てば落ち着くかとも思いましたが、深呼吸を促しましたが、それでも改善しません。椅子に座って気道を確保するように仰向けになれば、とも思いましたがダメです。ベットに連れて行こうと思いましたが、重いので一人では無理でした。動けない状態だったのです。

 こと、ここに至り、もう救急車を呼ぶしかないと判断したのは、九時過ぎ。今から考えると一時間も何を逡巡していたのかと今朝の自分をしかり飛ばしたい気分ですが、胸が痛い事と、呼吸困難が結びついていなかったのですね。心臓があぶつくと言っていましたが、呼吸器官の障害は聞いていなかったので。

 すぐ救急車は来てくれて、搬送してくれましたが、困った。自宅に車で戻っているのです。車で着いていってはダメか?と救急隊員にききましたが、ご家族に質問したい事があるので同乗してくれと。そりゃそうですわな。

 その後、母親の検査、診断、処置と三時間近くかかりまして、それはいいのですけれども、病院から一体自宅に戻り、車で店に戻らなければならないので、それが・・・あう。一時間に一本しか病院付近から自宅へのバスがないのですよ。三十分待ち。

 保険証やら要介護証(うちの母親は全盲なので)は店にあり、今日は早じまいをして父親とともに入院手続きの為に病院へ。そこからが長い。到着してしばらくして、容態の悪化にともないカテーテルの手術をすると担当医から連絡。お願いしますと返事をしたのはいいけれど、スホマが携帯しづらいと父親がスマホを持たずに病院へ入ってしまい、手続きはそんなに長くないだろうと路駐していたのが運の尽き。手続きが終わって母親の顔を見に病室へいったら手術開始後で、「もうすぐ終わる」の繰り返しで三時間・・・父親は苦手な冷房に足を冷やし、こっちはエンジンをかける事もできない車内の蒸し風呂で三時間過ごしましたよ。

 母親の状況は予断を許さないようですが、まぁ本人の体力とお医者さんの努力を信じるしかないです。

 子供の頃から心臓の弁が悪かったのかー。そういえば十数年前も今回と同じ病院に心臓がらみでお世話になっていたかな?

 普段の生活で、まぁ全盲で激しい運動とかしないから、心臓が悪いとか思いつくような症状がそんなになかったから、忘れていたわー。おう(親不孝者

 とりあえず今日は終わったので、酒飲もう。はい。