pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

宴の日々はオワタ

 妹家族が来ると、毎晩がそんな感じになります。んで葡萄酒の空ボトルがね、回数×二本みたいな感じで残されます。明日は瓶、缶の収集日ですから、結構重い荷物を持って歩く事になります。大した距離ではないけれど。

 それでも見たもの、読んだものはアリマス。

 

  プラモはいらないので購入したのは上下巻にまとめられたものですが。

 一昨年と昨年にYouTubeオリジナルで公開されたアニメです。一話十数分。ある日突然、異星人と称する存在が、石灰石一トン分と引き換えに、全高2.5mの二足歩行、二本腕のロボ?のようなものを取引すると、全世界に向け五か国の言語で通達。最初は面白半分に取引した人々が、その安価さと、農耕、運搬、そして戦闘に用いる事のできる汎用性から発展途上国を中心に広まり、そしてその軍事利用が西側諸国、特にアメリカの軍事的優位を脅かしていく。

 注目されるのが性能云々ではなく、安価である事と、修復の容易さで、特に市街戦やらゲリラ戦において戦車や戦闘ヘリという現代における主力兵装を圧倒する、という描写。虐げられ搾取されるばかりと弱い立場の者たちに、希望をもたらすという展開。しかし同時に既得権益者、秩序維持者からすれば、対抗策を講じなければならないにも関わらず、軍産複合体からすれば完全に利権から外れる物件故に前向きではない、無視しようとする姿勢。

 世界の秩序が崩れていく・・・そんな短編物語というべきなのかな。何かしらの結末が用意されているのかなぁ、と思いましたが、シリーズ構成、脚本を担当している虚淵さんが、芝居を削り落として状況を描きたい、と述べているので、あ、この企画は一応これで完結なのかな、と。最終話がねぇ、自らの作品「マギカまどか」のパロディみたいな話だったしナ。初めてYouTubeで見たときは、番組間違えたかと思ったものねー。

 本当は物語としての結末を見たいと思いますが、最初から考えられていないなら、妙な辻褄合わせの結末を見せられるのもアレだし、これはこのままでいいのかな?

 あ、読んだもの書く時間がなくなってしもた。