pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

大量に購入していますので

 購入した本が多いので、今回は読了したマンガ本のみに絞ります。

 まずはこれ。

 

  そろそろダッチの過去にまつわる話になる・・・のでせうか?まだ肝心のダッチくんはちょろりとしか関わっていません。相変わらずロックがフィクサーとして立ち回り、もめ事解決に奔りましたが、さてどーなんでございましょう?『ブラック・ラグーン』二十周年に合わせてという事情により、ものほんのクライマックスは次巻にお預けとなっております。著者の広江さんも何とか著作環境が整ったようで、これからはコンスタントに作品を発表していただけるに違いないと思ってますが、楽しみ過ぎる。

 追手のお姉さま方がダッチの姿を知らない雇われさんなので、これ以上はダッチのエピソードが今回は掘り下げられないのかなぁ。どーなんぢゃろ?

 

  スピンオフ作品にはあまり興味が向きませんが、ぶっ壊れている登場人物たちが、更に壊れているので、この作品は好きなんです。ちょっと今回はオカルトホラーチックですかね。以前はオカルトものって結構好きだったのですが、人間の想像力は実際の事件に比べると束縛を受けるようだなー・・・と感じるようになってからは「そーだよねー」という定番性を楽しむ形に変わりました。しかしロットンくん・・・ゲーマー属性からやってきた人なのね。TRPGにも手を出していたのか。こういうこじらせた人は、結構身近にいたかもね・・・極めれば強いなぁ。

 

  母親との間柄を話し合いで正常化させたので、一瞬終わったかと思いましたが、巻末でしれっとポルトガル王妃付きの宮廷画家になっていました。あ、史実通りの展開ですね。アルテが史実の人物という訳ではなく、彼女が仕えている王女様の身の上が史実通りと。あとは、そうだったカール五世はスペイン人でもドイツ人でもなく、フランドル人だったよなーっと。そこで育った人だったからなーっと思い出しました。

 さて宮廷画家となったアルテさんの今後は・・・次巻以降ですね、はい。

 

  だいたい登場人物がアレな人が多くて、結構好きだったおばあさんが孫たちを守るために身を犠牲にしてしまって、それが残念で仕方ないです。そして不治と思っていた花の病が治るとか、いや治らないとか?うーむ、良く解らぬ。どうなるんでしょうねー?

 

  こういう一人の飲みのお話で、こちらもドラマ化されましたが、ほら、もっと有名な『孤独のグルメ』ってあるぢゃないですか。自分は漫画もドラマも見ていないのですが、Twitterでそのドラマの主役を演じている方の愚痴が回ってきて、演者が飽きているのになんでやるの?とか、こんなん面白いの?とかゆーていらして、そうか、とか思いました。こういうものって出てくるお料理に対するリアクションですが、美味しいとか表現するのに、そんなにバリエーションはないぢゃないですか。そこからドラマが始まるならまだしも、食べて、こちらの漫画は美味しいお酒を飲んでほっこりする『だけ』なんですよね。もちろん読者や視聴者はそれを望んでいるのですが、料理を選定し、描いたり用意したりする製作者はともかく、食べる演者は・・・ごーもんに近いかも知れませんね。変化ないしドラマはないし。食べる事に専念できないし(リアクションが重要なので天然でそれを表現するのは限界があるでしょうし

 自分は酒のあてを探すうえでの参考になるかなぁって読んでいるけれども、外食もままならない昨今では、読んで楽しむだけになっちまうところが、悲しいわ・・・