pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

二日連続でゲム三昧

 この週末は、土曜日はマダミス『罪と罰の図書館』で女医をやりました。本人は殺害者の読み違いで殺害されてしまいましたが、ある程度勝利ポイントも稼げたし、殺害も相手のやらかしの結果なので個人的には「してやったり」という気分もない訳ではなく、楽しかったです。ちなみにこの日の晩飯は喫茶店だったので珍しい事にアルコールを一滴もやらなかった・・・

 日曜日は、ボドゲ会なのですが昨年十一月に購入したマダミスミニをようやくプレイできるーっとワクワクしていたら内容物を表に出した段階で参加者の方が「あ、先週やった」って、え、このタイミングでおっしゃるんですかー!!という大変残念な展開に。

 んもー!!という気持ちのままに、最近遊んでいないからっっという理由で自分が持ち込んだゲムをやりました。『マジカルキングダム』を二回連続やた。二回とも二十勝利点、つまり最終ラウンド開始の狼煙をあげる役になったのに、最期の一周で二回とも同じ人に得点抜かれて負けたorz。ボドゲは展開を楽しむ人なので勝ち負けは二の次なのですが、昨日は珍しく悔しかったなぁ・・・はぁ。楽しかったけど。

 そして読み終わった本をば。

 

 二十代の伊勢宗瑞さんはあまり一次資料が残っていないのでアレなのですが、コミックですので、姉の為に甥っこの相続問題に尽力するけれども自分の家の収入不審は如何ともしがたく(親父の代は幕府安定期で政所要職についていたので、付け届けなどの、いわゆる収賄で食っていけたので、地方の所領管理がなおざりになっており、新九郎の代は幕府混乱期だし若いから要職にもついていない。つまり付け届けは入らないし、それに応仁・文明の乱後の天候不順で不作続き。つまり所領収入がヤバい)、生活費は借財で回しているという、一番ダメなパターンにはまっています。どうにかしたいけれども、こればっかりはどうにもならない。手柄を立てる機会もなく、年若い将軍義尚には気に入られているけれども、そちらはそちらで大御所義政に頭を押さえられていて鬱積が溜まり、建設な何か、つまり手柄を立てられる働きもできそうもない。

 ゆうきまさみさんの作品はほぼほぼ大好きなのですが、今回は趣味どストライクで、この家族みんなで「明日はどっちだ?!」ってやっているのが大好きなんです。結末はしっているけれども、皆が思っているような順調な『英雄物語』ではないし(弟は大けがを負って結局出家してリタイアしてしまうし、一軍の将になっても一進一退で、引退直前まで戦闘指揮しているもんな。『戦国大名』としての規模にまで領域が拡大するのは引退直前だもの)、できれば亡くなるまで連載が、物語を続けて欲しいよなぁ。

 ま、次巻は借財問題でヤバげなんですけれどもね。

 そういえば並行して読んでいた戦国武将列伝四国編に書いてあった安富元家の記事の出来事が今回の巻に出ていました。そういえば同時代なんだよねー。新九郎とかかわりあったのは争った相手の庄氏の方ですけれども。ちょっと嬉しかったですね。