pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

今日は漫画

 今週は新書とかの感想と文庫や漫画の感想を今後に書いていますね。特に意図した事ではなく、そんな感じになっただけです。

 

 ドガは孤児だけど、そして母親の親友という人とは壁があったようですけど、兄と呼べる存在が生きる術を教えてくれたようで、それが彼女をここまで成長させた理由みたいです。なんで怪力なのかは知らんけど。

 前巻で一度死んでしまい、現在機械仕掛けのアンデット状態の領主の青年の方は、異母兄に対する感情が、どうにも警戒モードです。てっきり自分が名実ともに領主になる為に青年を過剰に保護しているのかと思ったのですが、どっちかというと異常な偏愛の結果、みたいにも見えますが、超常の力で権力を握っている気配もあります。どーなるんですかね?あ、青年の名前、覚えていないや(オイ

 

 出ている事に気づいておらず書店で見つけました。あ、上記の『ドガ』もそうです。やっぱり書店で本を買うのは楽しいです。開花アパートメントに住む人はだいたい後ろ暗い、後悔している過去とか抱えていますが、なかなか邪悪な気配を感じさせる少女が登場したものです。やった事は犯罪ぢゃなくて、理想の『青』を表現できなくて苦悩している画家に弟子・・・というか手ほどきしてもらっただけの姪が「ほーら、これが叔父さんが求めていたものでしょう」と描いてしまい、それを思わず自分名義で発表したら自分の作品の中で最高傑作の評価されてしまい、それ以来表現しがたい黒々とした感情に支配されてしまった画家と、それを見て画家を自分のものにした気分の姪である少女の関係性が、あ、これ自分の好きなやつだわ、とか思いました。

 主人公然として登場している翻訳家の、亡き小説家の最高傑作長編は実は自分が書いていて、作家が亡くなった後も遺稿が見つかったとして自分で書いているって話もね。好きなんですけど、やっぱ男同士の関係性よりも男女の関係性の方が好みですよ、はい。

 次巻も楽しみです。

 

 読みながらどういう話か思い出して、「ああ、そうだった!!」とかやっている奴です。頭から花が出てきて咲き散らす死に至る病の謎って解明されるのかどうか。いい人も悪い人も皆、皆、病や殺し合いで死んでいく。ワクチンがあるっていう南の国へ、ようやく移動するみたいですけど、その国へ連れてってくれる案内人も重傷を負うし、どーするんだろう。どーなるんだろう。次巻が最終巻だそうですよ。

 楽しみですよ、はい。