大河ドラマ『光る君へ』最終回でした。人と人の関係性、やりとりで魅せるドラマでしたね。まぁドラマの本来の面白さを表現したというべきでしょうか。そして初回のセリフの伏線を最終回の最期の場面で回収するとか、長いな!!いや安倍晴明、自分の寿命のその先で「嵐がくる」とゆーてもな、意味があるまいよ。てっきりドラマの中で嵐が起こると思ったぢゃないかい。
紫式部の没年は解っておらず、それを逆手にとって道長をみとった後も旅に出るって話にしていて、その旅先で騎馬武者の道行、それも双寿丸が馬上姿で出会う。東国で戦が起こるって『平忠常の乱』ですね。道長没の翌年に起こったアレ。この後、十何年という間隔で兵乱が起こるようになっていく訳で、道長が『平安な時代』を保っていたという解釈も可能な訳で、なかなか面白い展開でした。
しかし最後の最後で正妻が道長とまひろのなれそめを聞きにくるとは。そしてそもそもの出会いから自分では敵わないと知った時の、静かな余裕のなさが、凄く切なかったなぁ。それでも夫をこの世につなぎ留める為に、まひろに寄り添ってもらう・・・すげぇなぁ・・・
あとは従者の方たちが最終回まで誰も亡くならずにやってこれて良かったなぁ、と。F4はねぇ、行成が道長と同じころに亡くなるのは知っていたからね。残された二人で酒を飲みながら和歌を詠むってのが平安貴族らしいですな。ロバート秋山さんの実資も、どうなるかなと思っていましたが、ギャップが良かったですね。最終回も無言で道長と行成の死を日記に書きながら、涙を一筋流すってのが良かった。日記でぶぅぶぅ文句を言っていても実資さんは道長を評価していましたからね。よーつべの藤原斉信役で出演されていた、はんにゃの金田さんのチャンネルで、貴族を演じたネタをこれから使っていくんだって言って見えたなぁ。まぁ貴族の烏帽子をかぶって出てきたら、一発で解るもんな。こりゃいいよね。
三谷幸喜作以外の大河ドラマの円盤、買ったことなかったのですが、『光る君へ』は買おうと思っています。第三集までは出ているのね。でも最終の第四集は三月発売らしいので、そのタイミングで散財しようかと。
来年は『べらぼう』ですね。江戸中期が舞台で、また美術関係は一からこさえているそうで、それも楽しみですね・・・脚本が『おんな城主直虎』と同じ方なのね。ふーむ。
んで『ダンダダン』。模型人形の恋でしたね。杉田さん爆裂でした。んが、一期十二話で終わりなら次回で最期なんですけど・・・ええー、『呪いの家』エピソード全部やれないぢゃん。どーすんの?二期は何時やるん。その辺が気になって集中できないわ。
あと見た映画で久しぶりに感想を書きたいのがあったのですが、それはまた後日。