pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

赤葡萄酒に合う料理

 難しくないです?辛口でスッキリ系のお酒だと、だいたいどんな料理と一緒にしても問題ない感じなのですが、自分が好きな重い赤葡萄酒って、旨味に合わせるといいらしいけれども、タンニンが多いと、その旨味まで押しつぶされていきそうな気がして。

 そんな料理迷子的な羅針盤になってくれないかなぁ、と思いつつ買っています。

 

 でもね、やっぱり出てくるお酒は、麦酒、酎ハイ、日本酒、白葡萄酒が多い。今回の話、赤葡萄酒って一回だけかな?おつまみの方がメインだし、というか絵面的に料理の方が映えるし、バラエティに富んでいるし、そりゃ当たり前だよなぁ。登場する料理見れば、やっぱり麦酒とか白葡萄酒とか、辛口の日本酒に合わせたくなるもの。

 んで、この漫画も十周年だそうで・・・そうか。十年たっても赤葡萄酒に合う料理を探し続けているのかオイラは・・・迷子は迷子で居続けるのが楽しいかも知れないと思ったりしたり。

 そんな事を書いているのは、今夜父親が飲みに行くと言い出したので、赤葡萄酒一本空けるのに、いい加減使わないとなぁって買い置きのバジルペーストを使用したジェノベーゼ風パスタを考えたけど、ジェノベーゼって何を具材にしているかってネットで調べたら、海産物基本でベーコンとかもありで、んぢゃあ、カニみそ使ったらどうじゃろ。旨味の塊ぢゃろ。とか思いついたのですが、ん?赤って生臭ものの匂いが際立ったような・・・と今更考え付く。まぁいいや。今夜試して感想は明日。

 そして何の脈絡もなくこのシリーズについて。

 

 

 シリーズ半分まで読み進めて、確信しました。これは推理トリックを楽しむもので、リアリティとかは考えるな、という作品群だと。まぁ本格推理っていうジャンルはそういうものですよね。

 自分が今まで読んできて、『封鎖された館もの』って、だいたい推理作家さんは一度は手掛けるみたいなのですが、シリーズにされる人は珍しいかな、と。舞台が限られているからトリック、ストーリーも限られてきて、マンネリ化との闘いを強いられるからではないかと思ったりするのですよ。

 その中で『人形館の殺人』は八十年代後半から流行っていたネタをいれた変則的な挑戦作品って感じで、自分的には「この展開が許されるのは一回限りだよなぁ」とか思ったりします。意外性があるかも知れないけれども。何度も作品に取り入れられると、そういう逃げ道があるもんなぁ、とか思ってしまうので。

 『時計館の殺人』は・・・動機としてここまで大量殺人をする理由になるのかなぁ・・・まぁやむを得ず殺さなければならなかった、というケースが多かったけど。切迫した強迫観念が動機というべきですかね。

 次の『黒猫館の殺人』は本屋の棚に見えなかったので、次に本屋へ行くのが来週月曜日以降なので、その時にあったら買いたいなぁ、と思っています。いやね、探偵役のキャラ造形が好きなので。はい。