pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

小ネタ見つけた・・・と思う

 大河ドラマ『光の君へ』第一話で、まひろと三郎が巡り会うシーン。散楽という路上パフォーマンスが行われていたのですが、その演目・・・題名は知らんけど題材がなんとなーく解ったかなぁ、と。祟りを成すのが『コウメイ』で祟られる側がどうも藤原氏らしい。んで『コウメイ』の漢字が『高明』かなぁ、と連想すると、通説では藤原氏によって源高明が失脚させられた『安和の変』が題材かなぁ、と推察。

 でも最近ではこの『安和の変』の首謀者は冷泉天皇で、標的は源高明ではなく、彼の婿に当たる冷泉天皇すぐ下の弟、為平親王皇位継承候補から外す事で、その後見である為平親王舅の高明を排除した、という説もあります。源高明藤原師輔・・・道長の祖父であり、兼家父にあたる人ですけど、師輔の娘を二人も娶っていて、藤原氏と対立するような政治勢力ではなかったので。近年は氏族別で対立していたという論調は否定される傾向にありますね。

 って事を思いつきました。知らんけど(あ

 んで読み終わったもの。

 

 今週始まるTVアニメの原作って事で、出来心で読んだらはまってしまいました。一巻が出た頃、お試し版を読んだ事があったのですけれども、その時は絵柄がちょっと・・・本棚も溢れているのに購入したらヤバい。そんな意識があったのでしょう。んで今になって購入したのはですね、溢れている事に諦めているからです(あ)。も、ええねん。読みたいもん読めば。

 どういう理屈か解りませんが、この世界、魔術と科学が併存して存在しており、デザイン的にはスチームパンクな印象があったけど、お、スマホみたいなもんがある描写が。んでもって世界を破滅させる呪物が一杯ある、というヤバい世界。その中でも肉体を移し替えながら長い年月生きている魔女によって呪われてしまったギド・・・これも本体は破滅級の破壊力を持っているヤツ・・・と、呪いの解除に協力する見返りでその力を利用している魔響教団って組織に属する魔術師のコンビが織りなすダークファンタジーなんですけど・・・うふふふ、なんで読んでいなかったのかなぁ。物凄いツボなんですけど。下劣な人々の欲望、その中にキラリと光る優しさとか品位とか、一見すると愚かなんだけど人としての希望みたいなものが見えると嬉しくなるというヤツ。

 んで大人買いして十巻まで購入して、十一巻発売が23年三月って・・・ん?24年三月ではなく????んでネットで公式HPにたどり着いたら体調不良で休載中とか・・・このパティーン、復活するのに十年という時間がかかった作品をアタクシは知っているのですが・・・大丈夫かしらん。

 今回のアニメ化は復活の狼煙なのか、それとも最後の輝きなのか・・・ああ、完結までがんばって欲しいなぁ。アニメは今夜が一番早い放送かな。うちは12日深夜の放送を録画する予定です。楽しみですねぇ。