pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

読書会なるもの

 日曜日はふわふわ、本を読んだり居眠りしたりしてました。土曜日は読書会というものに参加。題材は川端康成伊豆の踊子』で、参加者の皆さんが色々準備、様々な見方、読み方、解釈を披露するのが楽しかったですね。そこへ行くとあたしゃ読み方が浅いので、金曜日の日記に書いた事ぐらい?あと、皆さんの意見を聞いて、そういえば明治初期の大学って食えない士族が官僚に就職する為に通うってイメージがあって、歳が経過するにつれて、大学での知識や人脈が役に立つと理解されて、庶民も高等教育を目指すようになったので、学生というものは、旅芸人に対して上から目線かも知れない、線を引いているのかも知れない、なーんて意見を言いましたかね。学生=士族みたいな気分でいるから。

 その後、久しぶりにこれを見ました。

 

  自分が持っているのはDVD版ですが、十年ぶりぐらいに見ましたかね。ポール・ニューマンの遺作みたいな作品。アイリッシュ・ギャングの哀しい話。ブレイクする前のダニエル・クレイグとか、ジュード・ロウとか、結構有名どころが出演しています。

 元映研の方が見えて、その方がカメラワークから演出効果を語られるのが新鮮でした。そして皆さんの感想は『重い』。しゃーないやん。そういう映画なんだから。

 それに細かいところまで気配りされていて、最後、トム・ハンクスが家の窓から外を見ていて、その窓ガラスに外ではしゃぐ息子の姿が映りこんでいるんですよ。そして室内の変化に驚いて慌てる姿も全て窓ガラスに映っている。いやはや、ハリウッド映画の凄みを感じましたネ。何もかも計算されているというところが。

 その後食事して一人でいきつけのBarに(何ヶ月ぶりだ?)向かい、テキーラが気になったので、店にある銘柄二つと樽に寝かせてある、寝かせてないで区別される合計三種類のテキーラを飲みました。久しぶりに飲んだけど、テキーラも落ち着いて飲むと旨いですね。罰ゲームとか、もったいない・・・

 そしたらなんかまた腹が空きましてね。久しぶりにその店のカルボナーラを食べたら、胡椒が利いている事を忘れていたので赤葡萄酒をグラスで頼んでいました。あかんあかん。白に切り替えて、最後にテキーラ一杯飲んで帰りました。

 テキーラもなんか一本買おうかな?