pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

二十数年ぶりに歯医者に行った

 なので歯医者さんの雰囲気が、随分違うなーっと。そりゃまぁ経営者の方の個性もあるでしょうけれども、なんつーか、お医者さんが機動力を発揮できるようなレイアウトだったです。お医者さんだけぢゃなくて、スタッフの方の機動力も発揮されておりますが。

 あとレントゲンをたくさん撮られましたナ。それはお会計に跳ね返ってくるけど(オイ

 長年歯医者に行っていないという事は、まぁ歯が痛くないから歯は悪くないですわな。だからかも知れないけれど、歯の事でえらい褒められました。・・・え?結構虫歯小僧だったからねー。褒められる事なんてなかったのですけれども、医者に褒められるという事は医者に関わずに済むという事で、なるほどこういう事なのかと。医者に関わり合いになりたくない一心で歯を磨いていたからかしらん。

 また来週行って詰め物しないといけないといけないけど、歯垢取りに三、四か月に一度はこないといけないねー、とか言われましたね・・・なんとか自前で歯垢を取る事はできないかな・・・ダメかな?

 まぁそんな感じで、読み終えたもの。

 

  名古屋の出版社だったんだー・・・それはさておき、自由中国とか言われながら、ちっとも自由でなかった蒋氏王朝みたいな国民党独裁時代から、二代目蒋経国が亡くなった後に総統となった台湾人の李登輝が慎重に事を運び民主化を行い、そして今も現在進行形で(野党の国民党の存在があるかぎり)『台湾』という国家になろうとしている地域です。

 あたりまえの話ですけれども清時代、日本統治時代、国民党時代とそれぞれの文化的影響と、土着の文化、感性が混じり合い台湾なるものを構成している訳で、そのありさまを研究した論文集という事です。

 誤解していけないのは、台湾の人々が日本統治時代を懐かしむのは軍国主義に突っ走る前の時代ですし、また差別をせずに分け隔てなく付き合ってくれた日本人たちとの記憶がなせるものであって、軍国主義の連中とか、『原住民』『被支配民』として日本人以外の人々を蔑視する連中はあかんのですけれども(日本的なものを無条件に懐かしんでいる訳ではない)。

 現状のイメージは中国とは別の国家になろうとしていますし、中国に対して警戒感を持っている海洋国家(中国と陸続きではないという意味の海洋国家)が改めて台湾の存在感を認めているという感じです(アメリカの都合でまた変わるだろうけれども)。

 日本にとっては友好国になっておくべき国の一つであるけれども、正式な国交を結んでいないのかな。中国と台湾の関係がどのように変化するのか、それにかかっているのでしょうね(とはいえ、清王朝時代の領土はうちのもの、と中国が主張し続けるかぎり、あかんだろうけれども)