『ど家』の話です。しかしフィクションでもシノビに関してはリアリティ重視でしたね。野盗と変わらないとか、諜報活動はお手の物とか、特殊武器に習熟しているとか、そして侍との戦闘ではあっさり敗れるとか・・・ニンジャぢゃないからネ!!
粗野な彼らを嫌う武士、服部半蔵や本多正信に「家族の為、銭を届けて下されよ」的な発言をして、命を捨てて彼らを助ける大鼠やアナグマ・・・ここで、ほろっとさせるのかいな。上手いな。
あとはその服部半蔵と本多正信のキャラクター性を理解する回でしたかね。松山ケンイチさんは、なんか、いかがわしいキャラクターを演じていると顔が生き生きしているように見えるのは、気のせいですかね(たぶん気のせい
それから鵜殿長照がデキるキャラとして描かれたのは、次回の人質交換に説得感を持たせる為なのかな。
今回の大河ドラマ、史実との相違点を探す+演劇そのものを楽しむって感じで、今のところ見続ける気力が続きそう。いや単純に面白いって書けよ。
さて土曜日はこれを遊ばせていただきました。
数年前に遊んだときは、つかみどころがなくて良く解らなかったのですが、今回はラストまでいけなかったけど、ようやく考え込まれたTRPGであると理解しました。
昨今流行っているTRPGは作ったキャラの成長とかはあんまり重要じゃなくて、シナリオを楽しむ形になっており自分もそういう形式が好きなのですが、この作品は何度でも世界の破滅を繰り返すという事で、世界の破滅にたどり着くとリセットされて最初からやり直すというもの。次元なんちゃらで保存された少数のアイテム以外は記憶だけ持ち越せる・・・経験値ももちろんゼロに戻るという。最初、それでラスポス倒せるのかな?と思ったのですが、今回はGMが経験値累積値でレベルUPとおっしゃったのでサクサクレベルがあがり(いや、これが正解って感じです。六日間で世界終わりなんだもの)、クエストもこなす事ができ・・・そうなんですよ。このTRPG、ラスボスを倒してもゲームクリアにならない。クエストをこなし、世界の破滅に関わる物語を知らないと同じことの繰り返し、タイムループするだけなんです。
そこに至ってようやくこのTRPGを理解しました。そうなると楽しくなるというか、前回は終わりのない物語をやりつづける、ほんまもんのタイムループもの主人公みたいな絶望感があったもんなー。その意味では自分はこのTRPGを味わい尽くせそうな感じです。
まだまだラストにたどり着くにはいくつもクエストをクリアしなければなりません。次のセッション予定も決まっていませんが、楽しみでなりませんよ。にひひひ・・・