pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

色々たくさん

 日曜日は幻想TRPGさんで、物凄く久しぶりに『ブラッドムーン』を遊びました。魔女を狩るシナリオで、魔女狩りの名家出身の『学食カフェの炎の調理人』。相変わらずキャラ崩壊気味のギャグ枠を望んでやりましたっっっ。シリアスは間が持たないので・・・出目が振るわないのはデフォですから~。ギリギリ感があって楽しかったです。

 ど家。なるほど~。皆いい人で立てた計略が現実・・・というよりも純粋な野心によって崩壊していく・・・感じ。まぁ善意による経済圏設立って絵にかいた餅に過ぎず、これを実行するには圧倒的な武力による平和を強制しなければならないので、天下人になった家康が亡き妻と長男を偲びつつ、それを実現するという形に最終回はまとめそうですね。来週の第二十五回にそれを持ってくるのかぁ。後半の家康には、日々を怯えながら生き抜くのではなく、亡き妻子の望んだ世を創るという目標に向かっていくんですかねぇ。

 そして見た映画。

 

 録画して随分見る機会がなくて、ようやく見れました。是枝監督以外全員韓国のスタッフでつくられた映画です。中絶を拒否して生み落として、けれども育てられずにベイビーボックスに預け・・・ないんかい!!そんなとこに置いたら赤ん坊、死んでまうやん!!という突っ込みから始まる冒頭でした。

 ソン・ガンホという俳優さんが違法養子縁組のブローカーを演じていますが、悪い事しているのに善人に見える。どうもカジノに手を出して多額の借金があるクリーニング店主で、妻子とは別れていて妻にはもう会いたくないと言われてしまう。仕事ぶりも悪くないし、赤ん坊の世話もちゃんとやるし、転売ヤーにはやらないっていうし、つまりちゃんと赤ん坊に愛情をもって育ててくれる夫婦を探すのですよ。もちろん金額が折り合う事が条件ですが。裏組織に借金している以外はまともな人に見えるのですよね。不思議な感じがするなぁ。

 どうも違法な養子縁組ブローカーに感情移入してしまうのですよね。相棒も元孤児で孤児院仲間には慕われているけれども、本人も誠実な人だけどバイトで暮らしているし(キリスト教系の捨て子受け入れ機能を持つ病院でバイトしている)、裏組織のボスの子を身ごもって生んで、殺した女性も憎めないし、是枝監督作品って弱い立場の人々が犯罪を犯して生きていく様が、優しく悲しく描かれている感じがします。

 でも、ま、青少年課の刑事のペ・ドゥナさんが一番可愛いのですが(オイ

 というてもペ・ドゥナさんの作品も是枝監督作品の『空気人形』ぐらいしか見ていないのですけれどもね。あれ?『ジュピター』にも出てたのか。気が付かなかった・・・

 まぁ、そんな程度の俄ですよ、はい。