pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

寝オチが頻発

 昨夜コレ見ていた時のね、殺人事件が起こった後から、頻繁に意識を失って・・・まぁ原作小説を読んでいるので、謎解きシーンで補正は入りましたが。

 

  この話は割と好きです。そして好きな理由を書くとネタバレになってしまうという・・・肝は被害者の美貌の富豪が、すごくイヤな奴で、殺されてもあんまり心が痛まないという事なのですが、では誰に殺されたのか?というところが味噌ですよね。それに堰を切ったように三人もの人間が殺されていきます。その理由を書いてしまうと・・・またネタバレになっちゃうから書けないのですが(オイオイ

 核心部分について外すと、1930年代のエジプト観光みたいなところが楽しいです。グループではないけれどもナイル川クルーズに参加して、川を遡上しながら観光地を回り、夜は優雅に夜会したりして。空調が整っていない時代ですから川を渡る夜風は心地がいいでしょうねぇ。

 そしてある意味閉鎖空間で起こってしまった殺人事件に、エジプト人の船の支配人らしい人が困惑し、内々に処理したいとポワロと、その友人の大佐(どうも公安関係者っぽい)に捜査を依頼するとか、検死は客でもあるドイツ系の医者にお願いしたりとか・・・船医がいないのか!!客人の医師が乗船していたからいいものの、いなかったらどうするんだ?たぶん物語の都合上、そういう事にしたのでしょうが。

 2017年でしたっけ?ハリウッドが映画化したアクションしちゃうポワロもの、『オリエント急行殺人事件』のラストがナイル川に来てくれ、という電報を受け取るシーンだったようなので、もしかしたらアクションものポワロとして『ナイルに死す』が作られているのでしょぅかね?

 複数の男性登場人物があった『オリエント急行殺人事件』ならともかく、男の登場人物って新婚の美人富豪の夫と、マザコン気味の男、あとやたら社会主義者ぶっている青年・・・ぐらいだっけ?あ、ポワロと大佐か。これだけいればアクションシーン入れられるのかな?ああ、クルーズ船が穴だらけになるのかぁ。エジプト人らしき支配人が泣きそうだなぁ。

 あ、この話が好きな理由はですね、犯人が〇〇で〇〇があり、その〇〇さ故に失敗し、最後は潔く自決してしまうところなのですが。それも徹頭徹尾主導権を握っている〇〇〇が全て行うってところが、なんとなく好きなんですよねー。

 はい。煙にまけたかな?