pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

書店で購入でけた。

 一巻は探した挙句、ポチッとナ、をしましたが、今回は買えました。

 

  今回は『コンドーム』の研修?試触会に著者の方が参加された後での著作だったらしく、それ関連のエピソードでしたが、ええっと、かなり重要ぢゃないかしらん?性的知識が未熟な為に、病気に罹ってしまう可能性を語っているので、これ、本当は保健体育で絶対教えなきゃいけない事ではないでしょうか?性に関する事で、もっとも解りやすい危険だもの。

 今回は承認欲求を満たすために、不特定多数の男性と関係している女の子の話ですが(性的に求められる事で、自分のアイデンティティを確認している、という事ですかね?)、それを行う事は個人の自由と突き放してもいいのかも知れないけれども、感染する危険を回避する知識を知らないという事は、やはりまずい。本人だけでなく、関係した人たちにも罹患の可能性がある訳ですし。

 もちろん多数の人間とそういう関係を結ぶ事は、人間関係が複雑になり、それを円満に処理できるのか、トラブルの元になるのではないか?という懸念もありますけれども、道徳的に批判するよりも前に、健康に関する危険性から説き起こした方が説得力があるのではないかとも思いました。

 次は来年1月頃ですか。また書店で入手できるといいなぁ。

 

  昨夜見ました。寝オチはしませんでした(ドヤァ)。犯人が誰なのか、関係者の『嘘』が全て明かされるまで、気付かなかった事が理由かなぁ。アガサ・クリスティは結構犯人像や事件そのものを、ずらして行く傾向があります。ふんだんにまき散らされているミスリードの事象を解きほぐしていった後に、ようやく本当の姿が見える、という感じ。しかもその犯人の求めるものは・・・あ、これを書いちゃうとネタばれになっちゃうわ。

 こういう展開が自分は好きなのかなぁ。オチとしては王道であり、男女がくっつき幸せになるとか、明るい展望になるとか、そういうのが一杯ですが、そして犯人の行動にも同情できなくもないのですが(しかしとっつかまってOK!!ですけど)、つまり一般受けなのですが、結構好きなお話でした。自分では謎解きしないけど、謎が解かれる様を見るのが好きなんでしょうねぇ。はい。