pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

読み終わってはいないのですが

 スポット的に時間が空いたので、この機を逃さず書かねばなるまいと、また変な義務感が頭をもたげたので。

 2021秋の艦これイベントは変則的で、サンマ絡みの前半と、関係のない後半。合わせてMAP三枚なのですが、一枚目はサンマの時にこなし、ドロップ艦が出るのはE-2だから、呆れるほど周回する場合を想定してストレスレスでの周回をする為に難易度丙でやったのですよ。そしたらね。ボスクリアした後、就寝するには時間があるから、何回か回すかーってやり始めたら一回目で新艦娘がポロッと出ましてね・・・なんか、嬉しいけれどやるせない感じでしたわ。

 E-3は参考にさせていただいている方の動画がまだあがっていないので手をつけていませんが、公開されたMAPを見る限り頭が、またまたこんぐらがりそう。そして日本近海のMAPなんだから信濃ドロップしてもいいぢゃない・・・出るわけないか。出たらゲムやめる人続出するかも知れないもんな。でもここまできたら、それでもやる人、多いんぢゃないかな。自分ですか?その時になってみないと解らない・・・(あ

 んで読み終わってはいないのですが、まぁだいたい言いたいことは解ったかなーっと。

 

MMT(現代貨幣理論)の教科書

MMT(現代貨幣理論)の教科書

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 図書館にあった流行のMMTの本を読んでみました。著者がMMTに懐疑的な方なので、論調もそんな感じ。MMTって言うけど、どんな事かって自分の理解から述べるなら、国の通貨は国の信用に基づいて発行しているのだから、必要なだけ際限なく市場に投入してよし。ただし条件があって、経常黒字で自国通貨の国債が発行できて、インフレが起きていないこと。

 2011年の東日本大震災後、原子力発電が止まってしまい、燃料を輸入しないと発電できない火力発電が主力になってからは、この経常黒字もそろそろ怪しいのですが(輸入額が輸出額を上回ると赤字になる)、この三十年ぐらいはMMT論者が日本の状況はモデルケースになっているようです・・・

 という事は、MMT論理を用いたって日本の現状である低空飛行景気が良くなる保証などどこにもない。国が市場に資金を投入する手段は、既に出尽くしているのだから。って事にならない?

 日本の景気って低金利でお金が借りやすくなっているにも関わらず、企業、個人の設備投資が低調で、給与も上がらず、その為に個人消費も伸びず、商品単価も上がらず、だらだらと低調な景気が続いているって事で、これって、やっぱり国の政策がどこか的外れだったという事ではないでしょうか?

 個人消費が伸び悩むのは、現役世代で言えば給与が上がらないし、保障が欠しい(場合によって給与も乏しい)非正規社員が多くなっており、生活の最低レベルを守る事で精一杯の人口が多いという事ではないでしょうか。年金世代で言えば、年金支給額は年々減り続け、貯金利子は雀の涙。なので思い切った買い物をする勇気は出ない。

 バブル期によく言っていたのは、貯金の利子で生活できた、という話。学生時代、バイト料で郵便局の定額貯金をやったら10%なんて、今から思えば夢のような金利でしたものね。郵便局に勤めている知り合いに「これが最後だよ」って勧められたのを覚えている。ほんとに最後だったなー。

 まぁどんな世代も将来に希望を持てない。だから投資をする人が少ない。景気が低迷する。という悪循環に陥っている三十年ではないかと。個人消費に関してだけですが。

 であるならば、個人の収入を増やす方向で資金を投入しないといけないですよねー。給料あげたら補助金出すっていうのが、まぁ政府のネタらしいですけど、非正規雇用者の数を減らす方向にもっていくだけでも変わると思うし、公務員から非正規雇用者をなくすだけでも希望が出るのではないかと思うのですが。

 水道関係の工事業者も青息吐息みたいな感じだし(作業服の買い方で感じる)、どこに公金が投入されるかが問題なんだよなーっと思いました。

 一応、公債は税収が担保らしいので、消費税を上げたという事は公債発行限度に近づいていると財務省が感じているって事かな。他の論者の意見も知りたいです。