pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

今日こそ漫画

 感想を書いたら本棚なりなんなりに片すので、感想を書かないとヤバくなってきたものですから。

 

 皇なつきさんの作画だから購入しています。音楽もののエンターテイメント表現って難しいけど、視覚的に表現される(そうせざるを得ない)漫画だと、演奏者の表現の違いを視覚的に理解できるので、解りやすいですよねー。

 んでコンクール参加者の中で取り上げられる男女四人の演奏者たちの、それぞれの違いというものが視覚的に、絵画的に表現されているので、おそらくピアノ演奏そのもので表現しなければならないドラマと比べて、そして文章表現の原作小説と比べても解りやすいのでは?

 という事なので続刊を読むのが楽しみです。一巻と二巻が発刊されるのに四年近い時間が必要でしたが、その時間は必要って思いましたね。

 

 『霧の艦隊』の面々、反応が人間の女子みたいだなぁ、と。群像に子供が、それも十歳ぐらいのよく似た息子ができたら、クローンか、ナノテクノロジーによるもので、人間的なエッロい事をいたしたとかは想像しないのですが、しかし遺伝子を交配させて新たな個体を誕生させる行為そのものに『エロさ』というか背徳?みたいものを感じているのですかねぇ。

 あ、『星界の紋章』のアーヴの考え方と同じかな。アーヴの最大限の求愛は「そなたの遺伝子が欲しい」だもんね。

 まぁそんな事ばかり考えていました。本編の内容にとっちも触れてませんね。

 

 ネタを絞り出しながら描くって、ああ、そうなのか。今まで触れてこなかった紐育のヘルサレムズ・ロット化のエピソードや、『ダメ人間』ザップが加入したエピソード・・・つまり過去のアレコレを語り始めたのは、そういう事なのか!!などと思い至ったり。

 まぁなんかね、ジャンプってさ、商業的な色目が強い印象が自分にはあるので、続けてくれるのは嬉しいけれども、何か大きな物語的結末に向かって走るのと、人気があるから連載を続けさせるのは違うと思っているので・・・まぁ作者の判断ですからね、これは。私は面白いと思う限りはついていきますよ、はい。

 明日は漫画と歴史ものが混ざるかも知れませぬ。