ずらずら並べるなり。
今月発刊って把握していなくて、小説原作者さんのペケッターで知りました。あ、ペケッターとは元Twitterの事です。ペケッターって表現していたイラストレーターさんがいらっしゃったので、こりゃいい名称だわい、と思ったものですから。
原作エピソードの順番だと『二人の距離の概算』なのですが、漫画製作サイドの構成からか、十四巻とこの十五巻は短編集からとられています。特に前半のエピソードは自分の遥か彼方となった高校時代を思い出して、漫研でしたけれど、そんな深刻な対立はなかったし、そもそもお気楽に漫画を読むだけの人は入ってこなず、基本的にイラストであろうと漫画であろうと創作したいという人間が来ていましたから。ただし入ってみたけれど、やっぱり作品をこさえるのはやめとく、みたいな人もいましたが。評論というジャンルが漫研の中ではなかったからかも知れませんけれど。
というか同人漫画や小説の評論って自分が二十代後半に入った頃に同人イベントでみかけるようになったような。つまり十年のタイムラグがある?個人的にはその評論で前向きに評価いただいて三十代初めの頃、ずいぶん自作の小説を買っていただきましたが。その頃が個人的に同人誌活動が充実していた時期かなぁ。
そんな事を思い出しながら読みました。
後半の奉太郎の中学時代の感想文は、「面白いけど面白すぎてつまらない」という国語教師に賛同。でも面白いよな。どっちなんだよって原作小説読んだ時も思ったな。
ぼっちゃんと「あくまで執事」が出てこないエピソードが続きます。今回は傭兵あがり料理人エピソードに決着がつきました。つきましたが、上海行が彼らにとって幸せな選択なのかどうか、まぁわかんないですよね、と。
次は少年人造人間のエピソード、ですかね。あと蛇使いの彼の。
すまないが、はやくぼっちゃんと「あくまで執事」を戻してくれませんかねぇ・・・従者たちのエピソードもいいけど、長いでござる・・・
西ゴート王国、つまり末期古代ローマ期から現代の王室にいたるまで、現代のスペイン国土を支配した君主国の歴代君主を、その本拠地や著名な建築物の写真とともに紹介したものです。君主と表現したのは必ずしも王国だけでなく、伯爵領であったり、辺境伯領であったり、イスラムのアミールとか、カリフを称したものもいたので。
しかしこの本でスペイン歴代支配者の動向が知れる、というよりも、各支配者が心血注いでつくった建築物がどこにあるのか、どういう姿で、どういう経歴なのか、という事が知れる方が解りやすかったですね。つまりスペインの史跡観光案内(あ
こういうものを読むと見に行きたくなるですよ。スペインの葡萄酒美味いし(そっちか