pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

今日は漫画特集

 三冊ほど新刊を購入したので、その感想をまとめてやろうと思いまする。

 

 今回は色んな「はてな」が解明されましたね。上手くいかなくなった長女憧れのカップルの実情とか・・・感情的にイヤになったのではなく、パートナーの重荷になりそうな自身の家庭事情から彼から離れようとする彼女・・・ああ、解決方法が解らない・・・。

 謎であった得体の知れない隣人の素性が、実は三姉妹の亡くなった伯父に関するものであったり。マイペースな父親のせいで解っていても良かったけれども、これが予想以上に複雑怪奇(言い過ぎか)、読んでも一瞬思考が止まったもんな。

 どーするんだろ?どーなるんだろ?次巻も楽しみです。

 

 志村さんの作品は一筋縄ではいかないのですが、この作品もそうでした。話が進んでいくにつれて、登場人物の誰もが誰も様々な問題とか、悩みとか抱えていて、根本的な解決なんて何処にもなくて、結局、地に足をつけて一歩づつ前に歩いていくしかないんだよなぁ、と。個人的には主人公の一人の元旦那が、別のパートナーと巡り会ってくれた事が救いでした。いや、自分男なので、男の立場で幸せになってくれる人見つけるとほっこりするので。

 この物語はこの巻で終わりな訳ですが、また別のところで別の物語を始めてくれたら、読むんだろうなぁ。楽しみにしています。

 

 作者の方、18禁のエロコミックも描いていらっしゃるんですよね。はい。購入しています。んで、そっちはエロい事を描く目的なんだから、登場人物の誰もが最終的には発情している訳ですが(言い方)、こちらの漫画はストイックにバレエを追求している十代の人たちなので、つまり恋愛未経験、どころか、そんな事考えた事もないというのが主人公。今回は踊りのテーマに恋愛が絡み、実生活でもお互いに好意を持ちながら、大切な時期だから諦めなきゃ、とか思っている男女の話で、あ、そうか。人間誰も彼もに発情する訳ぢゃないもんな、と(言い方

 バレエってセリフのない踊りだけで物語を説明する演劇らしいですね。TVの録画ぐらいでしか見た事がないし、話の筋が解っている話ばかりなのでちゃんと見た事ないけれど、踊り方で感情表現は解らんでもないけど、ストーリーを事前に知らないと理解しにくくないですかね?上手い人たちの作品を見れば、そんな事はないのかな。どっかで創作バレエとか見たらどう感じるのかな。そーんな事を書いている最中に思いつきました。