pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

書き忘れてた

 読み終わった新刊漫画がもう一冊ありました。

 

 なんか二巻は一巻の半分ぐらいの厚さになっていません?イヤな予感がするでござる。

 だいたい三つぐらいの中世レシピが漫画の中に用意されているのですが、自分ができそうなのはだいたい一品ぐらいかなぁ。できそうというか、作って食べたい、かしら。デザートはつくりたいと思わず(あ)、パイはパイ生地つくった事ないなぁ、となると、大変シンプルなありあわせの野菜と肉をつかった煮込み料理をこさえる事になります。まだつくっていませんが(あ

 しかし、なんか解ってきましたよ。ヨーロッパの料理って基本煮込みなんですな。そうすれば硬い肉も野菜も、口当たりが良くなるし旨味も出るし一石二鳥。まぁ二時間ほど料理に時間を割くことになりますが(煮込みが二時間かなぁ)。旨味が強制的に確保されるので塩味控えでも味はしっかりするというのは、水曜日にこさえた山羊肉のラグーパスタで体感済み。しかし味のパリエーションという意味では物足りないかしらん。

 そういうのも組み合わせて料理を食べたいものだなぁ、と。

 話としては、略式の戦争とも言うべき決闘が行われたり(しかも仕掛けた方はスポーツ感覚という勘弁してくれ、な感じ)、勝ったから、しかも相手も大怪我する事無く決着がついて、叙事詩好きな(自分でも歌っちゃうぐらい好き)騎士だったので、望みうる最高の決着になりましたが、これ、悪意ある相手ならヤバかったですなぁ。

 石造りの城が徐々に形になり機能を得ていくのもいいなぁ。城に駐在している三人の騎士たちの背景も徐々に語られてきまして、そもそも城の土地を支配している領主一族の事もじんわりと、解ってきました。んでヒロイン登場ですかね?次巻は・・・一巻並みの厚さになっているといいなぁ・・・

 あと読んでいるものは、この殺伐としていながら、ほのぼのさを失わない『騎士王の食卓』とは真逆の『デューン 砂丘の子供たち』の新訳を読み始めております。前作で一作目の主役ポールとヒロインはグッバイしてしまい、アトレイデス家で残ったのは母ジェシカ、妹アリア、そして双子の兄妹。その三者がなんとまぁ三つ巴の疑心暗鬼に陥り、そして旧皇帝家のコリノ家も復権の為の策謀を巡らせるという、なんとも希望のないスタート・・・いいぞ、もっとやれ(あ

 『デューン』のシリーズは十代の頃から気になっていたのですが(日本語版も結構出ていた)、何というか、ちょっと設定とかが乗れなかったから手を伸ばさなかったのですよね。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によってビジュアル化されたものを見て魅了されなかったら多分読まなかったかも。ああ、感情を削られるのだろうけど、少しづつ読んでいくですよ。