pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

今夜は水を飲みながら鑑賞

 あ、映画の事ですネ。酒を飲みながら、と言いたいところですがお腹周りの肉がとれるまで、飲酒は週二回と決めましたので、火曜日に飲み会でしたから今週はあと一回。日曜日の幻想TRPGさん終わったあとの、つまりセッション終了後の麦酒を求めているので、今夜と明晩も酒はナシです。

 ちなみに読み終わった本もナシです。今日も午前中はバタバタしていました。午後も色々調整しなきゃならない事が発生したし、読んでいるのは近代アフガニスタンの歴史という、これまた守備範囲ではない、つまり名詞が聞き慣れない、読み慣れないものばかりで、なかなか頭に入ってこないジャンルですからネ。

 金曜日と火曜日は帰宅途中でスーパーによります。親父の買い物に付き合うのでありますが、ま、親父は土曜日、必要なら日曜日にも買い物に出かけていますが(そんなに買わないが買い物好きである)、スーパーでアタクシは、だいたい肴になりそうなものを物色していきます。お腹周りに肉がたまる前は、安直にポテチとか選んでいましたが、糖質禁止にすると、タンパク質、乳製品、というところでしょうか?以前は鴨肉の燻製がおいてあったのですが、自分が肴のメインに据えようと考えたあたりから、棚から消えました。モクモクファームがやってきたー!!というから、ぢゃあそれを・・・と思っていたらイベントで終わりました。

 という事なので、今のところ来週の土日は予定をいれておらず、つまり晩に映画を見る。そして今のところ来週平日は飲みに行く用事が無いので、来週の金土の晩は家のみしながら映画を見る予定が立てられる訳でして・・・ふふふ、どうしてやろう?サラダチキンを買うのは定番です。スモークサーモン?鯖の水煮にチリハウダー?あ、鯖のカレー煮に、ここいちカレーハウダーをがんがんかけるのもいいなぁ。あとは・・・どこぞでヘルコリーノチーズを調達するとか、どっかで細切り人参の酢漬けとか売っていなかったけ?

 夜中にいけない一人飲み会するつもりなので、火を使わずに肴を用意する事を考えます。あ、飲むのは葡萄酒なんで、干物、乾き物は・・・白には合うか。

 ああ、こうやって考えるだけでもワクワクしますねぇ。ま、平日飲みの予定が入ったらなくなる楽しみですがね・・・それはそれでいいな!!

勢い良く書きすぎた

 はい。昨夜は結局シノビガミのシナリオに手を入れていたので、見た映画も読み終わった本もないです。でも昨日ポチッとなしたCDは届きました。とは言ってもカーステに曲データぶちこんだだけで一曲目と二曲目ぐらいまでしか聞いていません。たぶん聞けるのは何時間も先です。車配達が多くなれば聞けるのも早くなるでしょう。

 初回特典を購入したのでMVが入っているDVDがついているので、今夜見れたらいいなぁ。一時間半ぐらいあるらしいけど。

 あと、明日の晩には『キャプテン・アメリカ』の映画が見れると思います。二時間半もあるので平日夜10時から見始めたら就寝するのが午前一時になりかねない。そして起きるのは午前六時過ぎ。睡眠時間五時間で日中活動するなんて、悪夢なんですよ、アタクシにとっては!!なので翌日に何の予定もない休日前日か、親父が飲みに行った夜ぐらいしか見れない。うう、『キャプテン・アメリカ』も『アベンジャーズ』もなんで二時間超え、二時間半に迫る作品なんですか?せめて二時間ならねぇ。

 ま、『水曜どうでしょう』の次に見る予定のシェフ大泉の夏野菜ものも、二時間半あるので、休日前日とかぢゃないと・・・あ、こっちは特典映像も見たら三時間前後になるかー・・・ひー。

 そんな、映像作品に関する愚痴を書いていたら文章が溜まった。ラッキー。明日は何か話題があるのですかね?(知らん

読んだのいっぱい

 鼻血が出そうな見積作成で、ひいひい言っています。もぎゃあ!!明日の朝一番に作成して送らねば。ま、そんだけの話ですけれども。

 さて読んだ本が結構溜まっているので、その感想でござります。

 

 

 

  あら、画像が出ませんね。割と今回一番面白かったのですけれども。道満晴明さんの『バビロンまで何光年?』一冊完結で、ちゃんと題名とオチがつながっていて、読み終わった後、少しほんわかして、アタクシは好きです。このエロいんだか、ファンシーなんだか、微妙なラインのネタやデザインも。

 次回作も楽しみですネ。

 

  一応SFつながりです。ガンダムネタだし。敵がようやくシャアと絞り込まれてきた感じですかね?しかし一番興味深かったのは、著者Ark Performanceさんの作成スタイル。二時間から一日で一話分の脚本作成かぁ。早い・・・のかしらん?小説とは違うから?作画の方が時間的リソースは過大につぎ込んでいるみたいですが、マンガ原作なんてやった事無いのでよく解りませんけれども、タイムスケジュールを上手い事回さないと、連載なんてできないと言う事は解りました。

 ありがたく読ませていただこう。ま、面白いから読んでいるんですが(あ

 

ケルン市警オド(4) (プリンセス・コミックス)

ケルン市警オド(4) (プリンセス・コミックス)

 

  もともと騎士引退の修道士が厄介事を解決するシリーズであったのが、そのスピンオフ。同僚である元ケルン市警のオドが主人公になって、現役時代の活躍を描いているのですが、『修道士カドフェル』みたいな話で読んでいたのですけれども、中世ミステリーと言えども、やはり市警を主人公にした方が話が作りやすいのかな?

 まぁ今回は完結編で、連続殺人の犯人がアレで、あっ、そうなんだー。えらく手際がいいけれども、そのあたりは、あ、そういう設定ね。そんな感じです。次回シリーズも近日公開らしいですが、単行本派ですので気長に待つです(待ちすぎて忘れていたというのは内緒である

 

超ミニスカ宇宙海賊1 海賊士官候補生

超ミニスカ宇宙海賊1 海賊士官候補生

 

  はい。こちらも忘れていました。いや新シリーズが出るって聞いていたのですが、間違えて新装版を購入してしまってから、警戒していたのですよね。

 内容はデスネ・・・海賊ぢゃなくて士官学校に入学しているぢゃん!!しかも最強の軍事力銀河帝国艦隊の士官学校。あ、相変わらず馬鹿げた規模の学校が最適教育をしているという無敵振りですが、今回は本人たちの志望ではなく、帝国艦隊統合参謀本部の情報部からの依頼での潜入工作・・・だけど自力で入学しろという。ま、息の長い話になりそうで、朧気に見えてきたのは帝国艦隊が延々と戦争を続けていくように望んでいる陰謀勢力が存在する。その巧妙なやり口を捕らえてどうこうする、という話なのですが、まだ影ぐらいしか捕まえていないという状況。

 こりゃ『ミニスカ宇宙海賊士官学校編という事で当分続きそうですね。次巻は忘れずに買わないと!!

あーきよ、こい

 はーやくこい。もう蒸し暑いのは十分なんだよ・・・

 そんな愚痴はさておき。土曜日は『おしゃべりクラブ』さんでネクロニカ、日曜日は中津川で神我狩&飲み明かしをしました。ま、体力ないので夜中過ぎには寝落ちしていましたがネ。二つのシステムとも久しぶりにやりました。ネクロニカは、ロボゲーでは売れぬから、心を病んだ少女アンデット兵器になって自分探し、というアレな感じですが、鬱展開を互いに励まし合って、わちゃこらするというTRPG。しかし戦闘はコストによってイニシアチブが移動し、重いコストのスキルやら使うと、ほとんど行動できずにションボヌな事に。それがヤだったので自分はNC(他ゲームでいうところのGM)さんに教えてもらったショットガンをコスト1で撃つ方法を活用し、最大行動力だけをひたすら伸ばし、ずーっとショットガンを打ち続けるキャラに。貫通力がないので防御力のある敵とかでてきたら終わりなのですが、それもシステム的なところで救われ、ボスと中ボスは一ラウンドで沈みました。他の皆さんがダメージ肩代わりしてくれたり、防御を貫通させたりしてくれましたからネ。

 そんな感じでデータ的な突破口を見つけたから、ルールを買おうと思います。ジュンク堂にはなかったから、他で買うかな。

 神我狩は、何年ぶりにやったのかな?こちらも戦闘が重いシステムですね。自分はどちらかというと情報収集とかコスト肩代わりとか、そんなキャラをやりましたが、いや、ダイス目が振るわねー。ネクロニカでは結構良かったんだけどなー。これも運やね・・・(D10一個裁定のネクロニカよりも、D6二つ裁定の神我狩の方が出目が残念って、どーゆーことだよ。確率なんて、〇そだな)まあギリギリ勝てたので良かったですよ。

 そんな連休でしたが、読み終えたものもあるのよ?

 

信濃の戦国武将たち

信濃の戦国武将たち

 

  正直、年代記風なので頭に入りませんでした。信濃の戦国武将たちは、どこかの大名に属したりして生き残りを図る国人領主ですから、だいたい皆『表裏比興』であるのですが、上手く生き延びて近世の江戸幕府から明治維新まで続いた家もあれば、断絶してしまうところもあり、悲喜こもごもというところです。その当たりを確認していくのも良いのですが、やはり生き残った家はある程度記録を残しているので面白いですけれども、早くに滅亡してしまい、一次資料に乏しい家は軍記物や編纂物でしか辿れず、逆に面白くない・・・なんで?

 なんか、こう、自分の感性というものがどんどん変化しているんだなぁ、と思います。そういえば学生時代は正史『三国志』がつまらなかったのですが、四十代前後に読み返したら面白いんですよねー。豪傑の血肉躍る活劇よりも、人の苦悩や駆け引き、文官たちの活躍、社会の崩壊を立て直そうとする人々の方が興味が沸いてしまい、関羽張飛が二流に見えてしまったからですなぁ。あ、自分は劉備は敵役だと思っていますから。そして諸葛亮は小物~(さぁて蜀ファンから〇されちゃうぞ!!

 明日は漫画とかSF小説の事が書ければいいなぁ。今夜は町内会の飲みですからの。ふふふ・・・

十年くらいに前に

 この映画の原作コミックみたいなものを知人にチラッと見せてもらったような気がします。

 

ウォッチメン (字幕版)
 

  ロールシャッハが割と好きです。あと、『ヒーロー』とか言いながら、だいたい皆、普通のメンタリティの持ち主ばかりで、つまり挫けたり、拗ねたり、自暴自棄になったり、不倫したりね。アメコミヒーローって、なんかこう、凄く泥臭い部分が強くて、日本の特撮ヒーローものが、凄くお上品に作られているのとは対照的な気がします。日本にもそういう、行きすぎた正義感みたいなヒーローものってある事はあると思うけど、自分が見ていないのか、もしくは湿っぽくて受け付けなかったか。

 しかしこれ十年前の作品かー。たぶんその流れで原作をちょろりと見せてもらったのかな?

 

ルポルタージュ‐追悼記事‐(3) (モーニング KC)

ルポルタージュ‐追悼記事‐(3) (モーニング KC)

 

  完結しました。なるほど、そういうオチというか解決なのね、と。切ないほど「幸せになりたい」という人々が殺されてしまったのだなぁ、と。そして殺した相手は「幸せになりたい」人々を否定する事で自我を無意識に保とうとしていたのかも知れない。そしてルポルタージュを書いた記者自身も、「幸せに」なりたくてあがいている。幸せな足掻きっていう言葉が何となく浮かびました。

 こういう切り口で見せてくるのね。なるほど。だから自分はこの著者の作品を気に入っているのだなぁ、とぼんやり思いました。

 

ランド(9) (モーニング KC)

ランド(9) (モーニング KC)

 

 こっちはまだ完結してませんよ?衝撃の告白をしたけど、なーんか創設者の片割れは、なーんかこの世界をぶっ壊そうとしているみたいですよ?終盤で『あの世』で異変が起きているしナ。というか、作品中の世界というか,社会の秘密についてまだ何一つ語られていないという・・・九巻目ですよ?そろそろばらしてもヨクッテヨ?(チラッ

今のうちに

 今夜父親が飲みに行きます。んで今考えているメニューが生ソーセージをばらしたものと、玉葱みじん切り(というほど刻まないけれども)、擦りおろし人参、(何故か)胡桃を砕いたものを炒めて、カレールーを一つとお水入れて、カレーペンネをこさえてやろと考えています。初めて思いついたから(期待通り作れる筈はない)時間管理に目安がつかないので午前中に書こう・・・と思ったら荷物がきたよ。これが整理つくまで待ってて・・・

 はい、なんとか一区切りつきました。ので昨日見た映画から。

 

 

 人とコミュニケート不自由だけど刑事としては有能なデンマーク人と、アラブ系移民の相棒が迷宮入りしちゃいそうな事件を捜査していく物語。三作目?なのかな。

 以前に見た(読んだ)『ミレニアム』もそうだけど北欧のこういうサスペンスとか、謎解きものって社会的弱者が被害者になるパターンが多いなぁ、と。今回は1961年まで行われていた社会的、身体的弱者に対する不妊治療が根っこの事件。それが秘密裏に移民系女性へ不妊治療(というか処置だよな)する極右組織の話に繋がるってもの。

 日本でもハンセン氏病患者に不妊処置をして先年ようやく、その事に対して国家が謝罪、補償を始めたぐらいで、今から半世紀以上前はそういう『間引き』みたいな事をやっていた社会だったようですね、こういうのを見ると。そういう国々が半世紀後の現在、少子化でひいひい言っているのが、少し滑稽に思えたり。所詮人間の考える事なんて、こんなもんなんですよねー、ホモ・サピエンスって言ってもさ。

 ただ驚いたのがデンマークでそういう不妊処置をされた女性が1930~60年の間に一万一千人いたという事で・・・デンマークってさ、数百万人規模の国でしょ?下手をしたら1%近い人にそんな事をしていた訳で・・・いくら時代的に成人男子が激減していた(第二次大戦が期間中に入っている)時期でも、優性生存説の名のもとに、よくもまぁ・・・現代では福祉国家の代表格みたいに見られていますが、どんな国にも黒歴史はあるんだなぁ、と。

 

 

天武天皇の企て 壬申の乱で解く日本書紀 (角川選書)

天武天皇の企て 壬申の乱で解く日本書紀 (角川選書)

 

  こっちは天皇制を開始した、つまり現行の天皇制の始祖とも言うべき天武天皇プロパガンダを暴いたもの。まぁ兄天智天皇の正統な後継者大友皇子を倒して主権を奪ったからには、そういう仕掛けは必要ですからね。ちなみに天武天皇期以降と異なり、大友皇子の生母が低い身分である事はあんまり障害にはならなかったようです。考えられるのは天智天皇の妃で皇族出身の倭姫王を女性天皇にし、大友皇子が称制となるってところが穏当だったようです。

 しかし武力で皇位を得た効果は絶大であり、天武天皇は大きな権威を得、その後の天皇家の神聖性を絶対的なものとしました。どれぐらい凄いかというと、天皇になった人物は暗殺されないし、死罪にもならないというぐらい恐れ多いものになりました。他国ではありえない。

 それはさておき、面白かったのが壬申の乱以前と以後で変わったものは様々あるのですが、神々を祭るお社が立てられ、神の在所が確定したのが壬申の乱後だと言います。現在あるように天照大神を祖神とする神話が完成されたのがこの時期であり、それまで神は空気のような、精霊のような、何処にでもいて捉えどころのないものから、仏教寺院の影響から、拝む対象を決めた存在になりました。

 だから、神社の成立はだいたい1400年ぐらい前からと思ってまず間違いない。二千年前からうちはある!!とおっしゃる神社もありますが、ま、それも神話であると考えればいいです。はい。ま、何にでも例外は存在するので、考古学的な調査を経ないと確証はないですけれども、とりあえず天武天皇以後からお社というものが存在するようになったと。

 あと、最近は仁徳天皇から実在すると言われているようですが、あたしゃまだ具体的な実証論文を目にした事がないので、名前と実体がともなうのは継体天皇以後、それ以前は大王を出す複数の王家が存在した・・・とこまでかな?日本書紀の記述の中に、実在した大王と、系譜的なつじつま合わせの為に書いたのではないか?と疑われる人がいるので、そのあたりの考察を読みたいです、はい。もちろん記述だけでなく、考古学的な成果も併せて論証して欲しいですね。

 

割と、ぶっちゃけ系が好きなのかも知れません

 名古屋を舞台にした小説を書いてみえるので、ちょろちょろ気にして読んでいる作家さんです。

 

名古屋16話

名古屋16話

 

  出身は浜松の方かと思いきや、育ったのは犬山で、現在は名古屋にいらっしゃる模様(とはいえ数年前の話ですが

 名古屋十六区をそれぞれ舞台にした短編小説、だけでなく長野、静岡、滋賀、三重、尾張、福井、三河、岐阜の各地区(尾張三河が入っているから県ではない)を舞台にした短編小説を、無関係なように見えて、ゆるーく、ちょろちょろ関係を持たせている作品集です。中日新聞のweb版に連載していたらしい。

 この方の作風って、なんか『ぶっちゃけ』系なのだと思うのですよ。マリー・フントワネットのブログ風日記がそんな感じでして、あたしゃテンプレ系(つまり水戸黄門や土曜サスペンス劇場みたいなお約束を踏まえたお話)があんまり好きではないのです。いや、たぶんツボにはまっている間は楽しめるのですが、だんだん展開を先読みして飽きてくる。もちろん作り手はバリエーションを、細かい設定を、首を捻って考えてくるのですが、お行儀の良い展開って・・・ねぇ?

 ぶっちゃけ系って本音を言っているように見えるのですよ。あくまで見えるだけで、実のところテンプレ系のお行儀良さの方が本音かも知れないけれども、何か時々解放される気分が欲しいとき、「なんだと、こんにゃろ」と常識とか、世間とか、世論とか、そういうものに文句を言うのが快感になるというか、何というか。

 そういうものに対する爽快感が欲しいときにはまると、読んでいて楽しい気分になるのですよねー・・・でも一番読みたい『グッモーエビアン』は電子版しか流通していなさそうだ。古本屋を捜すしかないのか。

 時々、いつも読んでいるものとは違うものを読むというのも、新鮮でいいものです。