pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

寝つきが悪い

 午後八時から九時の間に、睡魔が襲い掛かってくる割合が高いです。この襲撃に抵抗すると、眠気すっきりになるのですが、今度は寝なくちゃいけない時間に眠れないという・・・どうにかならんのかね、これ?昼食後とかウトウトしちゃって、昼下がりから車で配達する場合が多いので、昨日も結構ヒヤヒヤ、ヤバヤバな状況がままありましたね。どうにかならんのかね?

 どうにかなるのかなぁ。

 さて、そろそろ読み終わるもの。

 

足利義輝 (シリーズ・室町幕府の研究4)

足利義輝 (シリーズ・室町幕府の研究4)

 

  塚原卜伝に剣を学んだ、とか、襲撃されて若くして戦死した、とか、そういう小説ネタには困らない足利幕府十三代目の将軍ですが、ちゃんとした研究書を読みたいなぁと思いましてね。

 と言ってもこの人の評価は、まだ定まっていないようです。彼と対立した三好氏側や、京都の住人からすると『悪御所』というのか、仕事しない人、というイメージなのですが、しかしそれ以外の人からすると室町秩序の頂点であり、彼がいなければ秩序を保てないという意識があり、また織田信長の『天下布武』のイメージは足利義輝が三好氏と和睦し、室町秩序が畿内に復活したものが前提にあった、という説もあるのですよね。

 彼自身は十代で征夷大将軍に就任し、最初は父親足利義晴の、父自殺後は、母方の摂関家の筆頭近衛家を中心とした勢力が後見人みたいな風になっており、彼自身の政治判断が一体どのあたりから発揮されるようになったのか、まだ定かではないようです。亡くなった時は三十代初めだっけ?という事は、二十代半ばぐらいで三好長慶と和睦し、安定した数年間を過ごした時が彼の主体的活動期、と考えてもいいわけで、さてはて『悪御所』なのか、政治家として努力した人なのか、どうなんでしょうね?

 まだ解らないです。