pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

今日は漫画ね

 感想は書く前に『水曜どうでしょう』絡みで一言。鈴井貴之さんは俳優ですねぇ。いや、昨日ヨーロッパ・リベンジの後半を見ていて小ネタというか暇つぶしというか「フィヨルドの恋」というドラマみたいなもののメイキングを見ていたら、笑いながら展開、演出を離しているのに、カメラカウントが入った瞬間にスイッチが入ったかのように表情、雰囲気が変わるのを見て、なるほど、プロとはこういうものなんだなぁ、と感心しました。素人が感心したって、どって事ない話ですが。『ダメ人間』なだけではないですねぇ(失礼

 んで読み終わったもの。

 

  終わりが近いかなぁ、と予測していたのですが、うーむ、なんかこのデウス・マキナは解決にならん気がしてきた。エマはまた何か、とんでもない事を思いついて、ひっくり返すのではないか、と。違うかなぁ・・・本棚をそろそろ圧迫し始めているので、そろそろ大団円を迎えて欲しいのですがね。どーなんだろ?

 

  題名長い!!あ、映っていないかもしれないな。ま、いいか。『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』というライトノベルの漫画版です。自分、こういう題名が長いものは敬遠するのですが(なんか言い訳じみている気がして)、漫画化を担っている漫画家さんを応援する意味でも買っています。いや、ギャグ系入った少女漫画?みたいで面白いですよ。

 ただ昨今の漫画出版事情って、部数減っているのにやたら種類が増えてしまって、とにかく自らヒット作を発掘する能力に自信がないから、売れた実績のあるコンテンツの漫画化しときゃあ、ええやろ。電子書籍なら経費は(そんなに)かからない筈。みたいな意識が見えまして、自分が欲しい漫画を毎月チェックするのも大変になってきました。正直勘弁してくれ。

 この作品もその手のものか、と思っています。作品自体は面白いです。でも著者のあきさんの別の作品『アルオスメンテ』が好きでして、どうにか復活、継続してくれんかと、援護射撃の為に買っている事も事実です。いや、この作品も面白いですよ。明るくて楽しくて、戦争とか陰謀とか出てくるけど、まだ陽性反応だし。

 でも『アルオスメンテ』の陰鬱な感じも好きなんですよねー・・・ケリつけて下さいよほんと。

 それとは別に、この二作品を読んでいて思いました。主人公は「バカ属性」をつけている方が強い。いや、なんとなく。そしてこの二作品とも主人公には「バカ属性」がついてます。バカではありません。「バカ属性」です。この違いはなかなか説明しづらいなぁ。でも「バカ属性」がついた物語の方が明るい気はします。深刻なバカはいない・・・と思う。