pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

楽しめたと思います。

 題名の感想は後の作品です。最初はこっち。

 

北北西に曇と往け 4 (ハルタコミックス)

北北西に曇と往け 4 (ハルタコミックス)

 

  アイスランド案内的なマンガですが、サスペンス部分担当とも言える弟君が、唐突に姿を消しました。行方不明です。モノローグもご丁寧に「この日が確認できた最後」とか言うてます。と言うことは、作者はこれを解決できない問題としたのかな?

 この著者の方、こんな感じに人の暗部を描き出す事を差し込んでみえるので、そういうところが気に入っています。だが、人の恐怖の幻覚を見せて死に至らしめる人物。それが無垢の悪意が赴くままに、しでかしている。ほとんどは自分の身を守る為ですが、他者の悪意に敏感で、そして好きな相手が自分から興味を逸すと、情け容赦なく報復に、つまり殺してしまうという・・・

 状況証拠だけであり、誰も立証できない。しかし彼の廻りには『死』が多すぎる。そんな人物がどのような物語を引き起こしていくのか、ちょっと楽しみだっただけにザンネンです。

 あとは主人公が気が合うのか合わんのか、好きなのかどうなのか定かでないツンツン金髪少女と角突き合わせのじゃれあいをしておる感じ?

 次巻は地溝の裂け目から溶岩が吹き出す、アイスランド特有の火山の話のようです。楽しみですのぉ。

 

 

PSYCHO-PASS サイコパス 2 Blu-ray BOX Smart Edition

PSYCHO-PASS サイコパス 2 Blu-ray BOX Smart Edition

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2019/07/17
  • メディア: Blu-ray
 

 

 以前、シリーズの1を見た直後、これを勧めてくれた人が「2」に関してプラス評価をしていなかった事もあり、またコンパクトボックスで円盤が出ていなかった事もあって見送っていました。最近「2」の方がいいですよ、という真逆の評価をしている(と思う)方の話を聞いたので、そんぢゃ見ようかと。ちょうどWOWOWで三部作劇場版をやっていたので、録画しておりましたから、時間が合えば今夜にでも見ようかと。

 改めて思うけど、この作品に登場する人物、社会システム、全部病んでいるよね?パニックを起こしたぐらいで、爆砕グッバイさせられるという、非常に『きれい好きな』体制が、まともとは思えない。確か戦争か何かからの復興でこういう体制を構築していた筈ですが。今回はその社会管理システムに似ている人物が、システムに挑戦するという話で、物語終了後の後味の悪さもバッチしですね。佐倉綾音さん演じる生意気新人は、ヒロインではなくて卑劣枠で、ほっこりしましたし(なんで?

 そういえばこのシリーズ、「3」が最近放映されましたよね。主要人物は男性ばかりだったような?「2」とどうつながっているのか解りませんけど、気長に気にしてみましょうかね。