pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

どんだけ暇やねん

 別に自宅で書いてもいいのですが、昼からの予定が凄く簡単に終わりそうな予感がして、それなら今感想を書けば、万一午後の時間があいたら図書館へ返却にいけるぢゃない・・・そんな事を考えながらお昼前の十分に書ききれるかしら、とタイムアタックを試みる次第。別にやる必要など、どこにもないのですがね。

 再読はコレ。

 

  文庫版は百合っぽいですね。しかし内容は・・・まぁ、ドロッドロです。小林泰三さんらしい。ある意味、表紙がネタバレでもあるなぁとは、今回の読了後に気づいた。

 今回のネタになったホフマンという作家はあんまり日本では知られていません。自分も知りませんでした。前回読んだ時は知った筈ですが、忘れています(おいおい

 しかし『くるみ割り人形』の元ネタはこのホフマンという方らしく、砂男とかもファンタジー作品にモチーフとして使われる事も多いです。そして童話世界の人間は大概度し難い。小林さん作品のも(あ

 というのも今回の重要なキーマンは、以前小林さんの短編に出てきた犯人と探偵役でして、犯人は何やら自分で弁護人を務めて、黒を白と言い抜けて、殺人事件の無罪を勝ち取ったとかなんとか。割とそのキャラ好きだったのですけれども、今回は井森くんに感情移入しているし、どう考えても行動原理が度し難く、鼻つまみ者相当が相応しいというか、共同体から追放した方がいい手合いなのでね。

 ただ最後の最後で探偵役に見つかった時、蛇に睨まれた蛙のごとく脂汗みたいなのを流している描写があったので(はっきりそんな事は書いてなかった。アタクシの想像です)、まぁ探偵役も『正義感』ではなくて、なんというか、こう、ああ、好きな人物造形です(おい

 この探偵役が今後も活躍しているなら、『ドロシイ殺し』や『ティンカー・ベル殺し』も読んでみたいなぁ・・・愛知県図書館ではなくて名古屋市図書館にあるらしいけど。あ、『ティンカー・ベル~』は今年発刊されたばかりなのでなさげですが。

 最近の規範だと一千文字書くことを課していますが、さすがに仕事中に後、百文字書くのはなかなか難易度が高かったかな?なので一千字未満ですが、お昼にいっちゃいます。本屋で『ノラガミ』と、あれば『伊勢宗瑞』の評伝を買いたいなぁ。

 ち、あと十文字か・・・よし、いった(卑怯臭い