pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

昨日の日記は変な文章

 合間のちょいとした時間の狭間を見つけて、せかされるように一気に書いてしまい、推敲などしておらん当日記は、書き手であるアタクシの頭の中でも未整理な状態で文章を書き始めるので、文脈がダメな文章がしばしば出現します。昨日の日記はまさにそうだったなぁ、と。直す気は毛頭ありませんが(オイ

 昨夜は桃鉄をやる事に熱が入りすぎて録り貯めた「麒麟が来る」消化ができませんでした。今夜はやりたいところ。先週は今の蛍光灯がスイッチが入ったり入らなかったりと、なんだか煮え切らず、日曜日に電気屋さんにLEDに変えてもらうまで落ち着かなかったものですから、録画を見る事もしなかったですよ。ワンタッチで取り換えているのを見て、あ、電気量販店で買ってきて自分でもできるんぢゃね?とか思いました。次回故障した時、覚えていたらやろう。

 桃鉄は100年プレイ折り返しまできました。10兆円の桃太郎ランド取得が目的になっています。他にも鉄道省の兆を超える物件を買うとか。もっとも難易度が低い奴でそれをやって満足したら、ちゃんと戦うプレイをする・・・かな?ボンビーの苛烈さを見ていると借金を積み重ねていくプレイも楽しいかもしれぬとM傾向に走りそう。

 さて読み終わったものの残り。

 

小説 イタリア・ルネサンス3 ローマ (新潮文庫)

小説 イタリア・ルネサンス3 ローマ (新潮文庫)

  • 作者:塩野 七生
  • 発売日: 2020/11/28
  • メディア: 文庫
 

  朝日文庫版では最終巻でした。主人公とその愛人(恋人よりもふさわしい)である職業高級娼婦との悲しい結末が描かれています。たぶん以前の版を読んだのは二十年近く前なので、ストーリーは覚えていますけれども、細部は忘れていますので、訂正部分はどこだったのか、解りません。でもラストの、若きファルネーゼ枢機卿の「私にそれを言わせる権利は貴方にはない!」というセリフあたりの演出というか、ストーリーというのか、その流れは好きです。やるせなくて、切なくて。これだけだと何言っているのか判りませんよね。でも書いてしまうとネタバレになってしまうしなぁ。

 史実では法王パオロ三世の孫であるファルネーゼ枢機卿は正妻の息子となっていますが、当時の風習では長男は世継ぎであり聖職者にする事は、まずない。そのファルネーゼ枢機卿という高位とはいえ何故、聖職者になっているのか。それを著者なりの妄想というか、想像力で解決しているのがミソ、ですかね。

 今月二十三日にこのシリーズの、おそらく本当の最終章が発刊されるのですが、それが今から楽しみです。塩野さんの感性が大学時代からの自分を育ててきた部分があるので、おそらく塩野さんの最後の作品になるだろうこの小説が楽しみでならないのです。