pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

ちょろりと忙しかった

 過去形です。一息つきました。だから午前中に日記が書けるのですけれども。

 昨夜出来心で『パスファインダー:キングメーカー』というPCゲーをダウンロードしたのですが、なんかね、ファイルが足らないってゆわれたんですよ。容量は推奨ほどではないけれどあると思ったんだけど。PCゲー自体久しぶりだし、パッケージ派なんですが、このゲームはPCはダウンロード版しかないし、それ以前にファイルが足らないって、うーむ・・・そんなに重たいものはないつもりだけど、個数の関係なのかしら。

 帰宅したら心当たりのファイルを削除して再トライ。しかしダウンロードに二時間以上かかっている段階で、やっぱりこのマッスゥィーンではダメなのかも、と思ったり。大人しくPS4版を購入すべきだったか?しかしPS4自体持っておらず、どうせ買うならPS5の時期だよね、と思うけれども世評の噂通りテンバイヤーに買い占められているのか、密林には見当たらない・・・まぁ居間のTVは父親が占拠しているから、ただでさえワンゲームが長いのに夜中にちょこちょこプレイするというのもアレだしなー。

 そして昨晩ダウンロード待ち中に読み終えたもの。

 

 二十年近く前に学研だかのムック本を買って以来かな。あれはたぶん大河ドラマ北条時宗をやっていたタイミングのはず。そして今回は来年の大河ドラマに合わせているのかしらん。

 鎌倉幕府を事実上主催した北条氏って一杯庶家があって把握できなかったのですけれども、この本は網羅的に紹介してくれているので比較的、こういう風に北条氏って拡大していったんだなーっという事が解り易くなっています。

 興味深かったのは、北条氏と争ったのは都市鎌倉に居住していた御家人たちであって、地方、自分たちの領地に居を構えている御家人たちは幕府機構から距離をとっていたせいか、それほど波風立ててないのですよね。北条氏が領地やら勢力やらを拡大したのは、そうした幕府機構内で対立したライバルを倒した時と、承久の乱を始めとする鎌倉幕府にとっての対外戦争に指導的役割を果たした時、蒙古襲来を期に迎撃にせよ、侵攻にせよ、その融通が利かせやすい交通の要所を領有化したみたいです。

 ただ自分、個人的に豊臣期以前の武士って物流業者って側面が富を保証している気がしてならなくて、つまり交通の要所って物流業者にとっては美味しい立地ですよね。それがことごとの北条氏のものになっていったら、他の御家人、非御家人は面白くないだろうなぁ。だから一旦敗色が濃くなったら、雪崩を打って討幕に進んでしまったのかなぁ、とかぼんやり考えたりします。

 入門書として良い本ですよ。