pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

夕食直後は眠いのに

 相変わらず寝つきが悪いです。就寝してから一時間以上、ゴロゴロしてます。なんでやねん。お陰で朝から疲れは取れません。いつもの事です。居眠りをすれば多少改善されますが、だいたい食事後ぐらいに睡魔が襲ってきます。それが過ぎると目覚めてしまいます。たぶん夜はこのパティーン。どうすれば就寝直後に眠れるかなぁ。眠れる時もあるんだけどなぁ。

 さて、今は『マーダーボット・ダイアリー』というSF小説の続編を読んでいます。名前はありません。一人称は『弊機』、他人称は『警備ユニット』です。アンドロイドという事でヒトの顔とか有機組織を使用していて、一部血なのか、組織液を使用している描写もありますし、痛覚も存在するようですが、自分で痛覚レベルをコントロールしていてるようです。

 面とむかってヒトと相対するのが嫌いで、前作では可能な限りヘルメットをかぶろうとしていました。ドラマや映像作品が大好きで、暇を見つけて新しい作品をダウンロードして鑑賞したりしています。基本的に人間や強化人間は愚かな選択をし、自ら危機を招く、危機にさらされる存在であり、その人間たちを警護する、危険から守る事が『弊機』と人間の契約と割り切っていてます。でも契約した人間が傷つけられると不愉快になるという・・・

 前作では割と冷静だよなーっと思って読んでいて、愚痴めいた言い回しを差し込んでくるところが面白くて全文音読していましたが(他人のセリフは読まなかったけど)、今作は随分感情的な場面が多いような気がします。たぶん前作で知り合った機械知性体が自分を嵌めるような真似をして、そのせいで同道している契約した人間たちを危険にさらしてしまっているので、旧知の機械知性体に怒っているのです。

 この作品の機械知性体は人間全般に悪意を持つとか、そういう事がないので、『弊機』を嵌めた機械知性体にしても守るべき人間たちが、自分のメモリーが破損した時に危機に合ったようなので、自らの知己の中でもっともトラブルシューティングが上手そうな『弊機』をあてにしたというかんじですが。

 こう書くと短いけど、小説の半分近くまで読んで、ようやくこの程度の進捗。『弊機』のモノローグが大半の小説ですけれども、ディスコミュニケーションっぽいやりとりとかが面白くって(人間と弊機、弊機と機械知性体、そして機械知性体と人間。この中で一番『悪賢い』のが機械知性体ってのも面白い。悪意はないけど、だから質が悪いとも)、そういうテーマの小説だよね?と思いつつ読んでいます。

 たぶん今夜でも読み終わらないでしょう。また食後に寝落ちしそうだから(あ