pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

Twitterから流れてきた話なので

 信頼性は保留ですけれども、プーチンウクライナ侵攻を「ナチスを倒すため」といっている事、時代錯誤に思えるけれども、ロシアからするとそうではないようですね。ウクライナ民族主義者たちは第二次大戦中、ナチス・ドイツに協力してソ連から独立しようとした指導者、集団を『英雄』と考えているようでして、まぁナチス協力者なら虐殺に手を染めている訳で、つまりロシア視点からすると現在のウクライナ民族主義者たちは『ナチスの尻尾』に見える訳です。だからって武力侵攻していいって話ではないし、無差別攻撃の弁明にもならんのですが、そう考えるとプーチンサイドの話も腑に落ちる点はある訳です。なのでロシア国内にはプーチンの言葉にある程度の説得力があり、彼を支持する人々が多くいてもおかしくない訳で、反プーチン政治家の大物が外から見えない今、彼らが軍と協力して反プーチンクーデターを起こしても成功するかどうか判らないし、それだけの世論形成力があるのかも微妙なんでしょうかね?

 もっと興味深いのが現在のロシアにとって統合の象徴は第二次大戦(大祖国戦争)の戦勝の記憶しかない、とかいうこと。世界一広大な国家で、ロシア人ばかりが居住している訳ではない多民族国家で、大半はロシア帝国時代の植民地みたいなものだし、ソ連イデオロギーと一定水準の生活保障で紐帯になれたけど、資本主義の悪い面が多く出てしまった現在のロシアでは、そういうものはないかも。となると、『一緒に全滅戦争を仕掛けてきた外敵と戦い、勝ち抜いた記憶』が誰もが持てる国家統合の、唯一の意識というのも、そうかもしれないなーっと思ったり。ええっとソースは読み流してしまったので、話半分でお願いします。

 そしてソースが提示できるもの。

 

 それで、まほよめかい!!って突っ込みは、はい。甘んじて受けます。今回はまほよめっぽい展開ですね。向こう見ずなチセがやらかしています。しかしこれ、ハッピーなエンドにたどり着けるのかなぁ?まぁ五体不満足でも魔法やら魔術やらでなんとかしてしまう世界観ですし、たぶん・・・大丈夫??結構ヤバめのものと同化しつつあるからなぁ、級友ちゃんが(名前覚えていない。すまない・・・

 

 なーんか、だんだん主人公サイドに立つ敵サイドの人、増えていません?まぁほとんど強制的というか、お前の意見は聞いていない、みたいなノリなんですけど、今回は。あと、女癖が悪くて酔った勢いでいらん事を口走ってしまって、警察やめなくてはならなくなった人とか出てきましたね。孤島の話だし、敵ははっきりしているし、捜査力とかいる・・・いらない・・・どっちやろう?次巻も楽しみです。

 んで、最後。

 

 救いようのない本編に対して、あって欲しかった日常のエピソード集って感じの本です。救いになるのかなぁ。どうかなぁ・・・結末を知っているだけに苦しい気持ちもあります。苦い。苦いですねぇ・・・