pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

こんなんありか?

 いや、これを読んだらそんな事を思いました。

 

 マイペース過ぎて一巻は出ても続刊はあきらめろ、という気持ちが新刊出る度に感じるのが鶴田謙二さんの作品なんですが、まぁだいたいの編集さんは、鬼になるか諦観するか、打ち切るか、みたいん判断を下す・・・ように思うのですけれども、白泉社の『楽園』の編集部は鶴田さんの好き勝手にさせているようなので、もしかしたら二巻目が出る二つ目の作品になるかも知れません・・・知らんけど。

 最近自分が目にする長距離宇宙航行って、ワープとかというご都合瞬間移動ではなく、亜空間(ホワイトホールとかも含む)通過のショートカット方式か、慣性飛行による、つまり何年もかかって宙行するって基本に立ち返る形なんですけれども、この作品も片道250日かかって輸送船団・・・まぁ推進装置があるのは旗艦だけで、コンテナ船は接続、牽引されるだけの存在なんですけれどもを一人で管理しているモモといううら若き艦長が暇を持て余している『だけ』の漫画なんですけれども。

 ただしモモ艦長は物凄くだらしなくて、同乗しているのが飼い猫一匹という事をいい事に、裸族で通し、食糧はデットストックになるから電気で料理をこさえる謎技術が使われているのですけれど、それを悪用して、自分が欲しいものを電気で気の向くままにつくるけど、この船、発電装置はなくバッテリーで動いているので、やり過ぎると目的地にたどり着けない。なので使いすぎた電気を節電する為に、不要な電力をカット・・・ひどい時には生命維持装置すら数時間停止させてでも辻褄を合わせるという・・・怠惰で野放図に生きる為に、ある意味命をかけるヒロイン・・・まぁ仕事仲間はほぼほぼ宇宙船の中の彼女がどんな状態なのか、知っているようですが(監視カメラとかで記録されているから

 鶴田さん、裸族美女、好きだよねー。まぁ嫌いな男はあんまりいないと思うけれども。しかしここまで怠惰なSFヒロインもいないよね。SFって結構忙しい話が多いし、短編だとあるかも知れないけれども・・・エピソード的にネタ困るんでないの?

 そうなると二巻出るのって怪しいよね・・・おお。

 

 今回はお子様パートが多くなってきましたかね・・・奥様パートが終わってしまったから、少し気持ちダウン。

 あ、アニメの奥様の声が早見沙織さんっていうのはPVで見ました~。よき。