pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

our hope

 最近はCDを購入すると車のHDDにぶちこんで、周回で回ってきたら聞く、なーんて事をしていたのですが、久しぶりに入手したその日に全曲聞きましたよ。

 

 このアルバムに入っている『光るとき』


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と『マヨイガ


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が好きなのでっていう事もあるのですがね。

 『マヨイガ』はアニメ映画の主題歌らしいです。アニメのPVも見たけれども、『マヨイガ』の楽曲ほどには自分は『マヨイガ』を感じなかった。なんの事は解りませんか?そうですね。両方見ないと判らないですよね。自分も映画全編を見ていないのでアレですが、PVを見る限り行き場のない少女とかが田舎の一件屋に引き取られ、そこがモノノケとかが憩う場所で、居場所を見出したら、なーんか禍々しくてラスボス感あるモノノケが襲ってきた、みたいなストーリーに自分には見えました。

 羊文学の『マイヨガ』は自分にはそのアニメPVよりも黄昏感を強く感じて、夕凪、薄暮の少し怖くて、少し期待するドキドキ感があった頃を思い出すのです。昼間の光や夜の闇の狭間にある、あの感じ。あとねー、歌詞の「君の明日はどうしたってやってくる」とかが好きなんですよ。どうしたってやってくる、っていう情け容赦のなさがね。そういう意味ではないかも知れないけれども、少年少女の時代なんて、どうしたって過ぎ去っていくのだから楽しみなさい、みたいな感じ。

 『光るとき』はTVアニメ『平家物語』のOPに使われていて、もうPVの頃から鷲掴みにされましたよ。「最終回のストーリーは初めから決まっていたとしても」で久しぶりに涙腺刺激されました。うるっとね。流れないけどね。バックのOPアニメの平家一門が穏やかで笑っているから、この人たち、皆・・・と思うと余計にね。ヤラレタ。

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』も自分にはツボで凄いけど、ほぼ同時代平家視点の『平家物語』が同じようなタイミングで放映されたのは、ほんとうに嬉しかったなぁ。それぞれのキャラの描き方の違いもね。

 最後にとどめを刺された『平家物語』第2弾PVをあげておこう。セリフのつなげ方に「本編とちゃうやん」という突っ込みもあるけれども、これは凄いので。本当に凄いので見てみて~、という気持ちです。まぁ自分が言わなくたって皆見ていると思うけど、念のため。今年はおいしい創作物に良く出会うよなぁ・・・


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