pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

てきめん

 5/2は営業日で、入荷も多かったし荷捌きも多かったのですが、一仕事終えてふと手を見ると、荒れ荒れのガサガサで真っ赤・・・埃に弱い事が改めて認識されました。その後の三連休で持ち直しました。幸いな事に(ん?)今日はそんなに入荷物もないし、仕事も・・・どうかな?まぁ来週月曜日が忙しいのは、今から解っていますがネ。

 5/3は知り合いの方の自作マダミスに参加しました。九人プレイ、という事は登場人物九人の物語を作りこまなければならず、相互矛盾も潰していかなければならず、しかし明らかに犯人を指向する矛盾は残さねばならない・・・考えてみると大変だ。しかも参加者の選択でラストも明暗が分かれるようになっており、大変楽しかったです。まぁあたしゃね、オーナー(みたいな存在)が〇ソだな、と思ったので「ゼロから皆、やりなおそうよ!!」を選択したので、アレなラストになりましたが、アタクシの心の中では「やさしさに包まれたなら」のサビが鳴り響いていた事は書いておきます。なんの救いにもならんけどネ(てへぺろ

 5/4はベルギービールウィークエンドというベルギービールを飲むフェスへ。毎年GWに開催されていて、その頃の名古屋はまだ肌寒いから例年、そんなに人出を感じなかったです。チケット売り場で長蛇の列ってあんまり見た事がなかった。ところがこの日は、会場の人出もチケット売り場の長蛇の列も初めてみるほど多い。これは今年の春が日中夏日を記録するほど高温で、日本人、暑くなると麦酒飲みたくなる人種だからネ。

 ベルギービールは日本の大手メーカーのものと違ってフルーツフレーバー、チョコっぽいもの、度数が高いもの、味わいが全て異なるので、ゆっくり楽しむのに適していると思うですよ。毎年一度は行きたいでござる。にひひひ。

 んで昨日転寝しながら読み終えたもの。

 

 室町時代の秩序が維持された時代、義満、義持、義教、義政期の最新研究成果の入り口を案内してもらえる本です。だいたいわかっていたつもりですが、大名(だいみょう)と大名(たいめい)の区別を明確にしてもらえたのが大きいですかね。

 研究者の方が「守護大名」という単語を使わなくなって久しいのですが、その理由をきちんと教えてくれた本って今までなくて、どうも領域支配者として確立した江戸期の国持ち大名、その前段で「国王」と外国人から称された戦国大名、その更に前の時代だから守護大名ってイメージだったのです。戦国大名まではその理解でいいけれど、室町時代の守護は守護分国を一括統治する存在ではなく、警察と軍事指揮権を持っていて、その国の国人領主たちを指揮する権限はあるのですが、では彼らの主君なのかというと、ある人はそうであるけれども、別に守護を主君と仰ぐ国人領主が多数派という訳でもない。それどころか守護分国の中には将軍領地や将軍直臣の領主もいっぱいあって戦国大名とは比較にならないほど弱体なのです。

 室町時代では大名(たいめい)という用語が良く出てきますが、これは惣領とか有力者という意味で後年の領域領主である大名(だいみょう)とまったく異なる存在です。

 そんな感じで他にもいっぱい新事実が書いてありますが、それはご自身の目で確かめてね!!(あ、投げた