pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

祝、復活

 個人的に一番好きな『ヤマト』だったので打ち切りされた?のは残念でしたが、復活されて大変嬉しいです。

 

 出渕裕さんが監督を務められたバージョンを更にひねってオリジナルなのか、使われていなかった設定を使ったのか、登場人物たちの心の動きに注目したくなる展開が仕込まれています。にへら。クーデター騒ぎの攻守が入れ替わっていたし、真田さんの語られなかった罪状・・・んー、どうなんだろう?『イズモ計画』がより現実的な設定(つまり生きている人間にとって過酷な設定。DNA情報とそれを管理する人間のみが宇宙を彷徨い、居住可能な星系を探すという・・・『星系出雲の兵站』を思い出しました・・・あ、ネーミングネタは同じですか)で語られて腑に落ちましたし。

 中断がありましたが完結まで完走していただきたいですよ、はい。個人的に好きな漫画家さんですし。

 

 王妃が何故実子の王子をないがしろにして実権を握りたがるのか。前巻までは解らなかったのですが、『鎌倉殿の13人』を見終わって納得しました。まぁあっちは母親ではなく叔父でしたが。権力の快感を感じ続けたいって事なんですかね。政治は責任感のない奴が司るとろくな結果にならないものですけれども。その辺はどうなっているのか。

 作中は自立したい王子を支援する形になりつつあります。まだ王妃は気配を感じている程度、かな?

 しかしこの本、人気があるのですかね。路面店に行ったら売り切れていたので密林で頼みました。冊数が少ないけど人気があるって事なのかしらん。それならいいんだけど。

 

 舞台が中世チックな王室の、でもOL話みたいな漫画なんですけれども、落着点はどこなんですかね?男装も女装もキメにれる女公爵は結婚したけどエンディングではないし、幼馴染の若くて美人な女王様の結婚までやるのかしらん。ラブラブよりもゴタゴタの方がより多く描かれるしね。だから読み続けているとも言えますが。次巻も楽しみです。

 

 バイク漫画の辛いところ。ヘルメット姿だとキャラの区別がつかなーい!!が、この巻の後半で画期的な表現方法で解消されました(言い過ぎ

 そして今気づいたけど、主人公を観戦しているファンの女の子たちが表紙を飾っておるな。まぁいいか(ポイント的には登場するけど、出ずっぱりではない)。

 レーストップ集団全てが主要キャラ扱いの漫画って他にあるのかな。他の漫画ではキャラの区別つけられたけど、キャラデザ的にヘルメットかぶってライダースーツに身を包むと区別しづらいものになってしまったのかしらん。まぁいいか(いいのか

 さて『鎌倉殿の13人』見返しも完走しました。壮絶な大河ドラマでしたね。やはり不満は実朝さんの扱いですが、義時メインで義務と責任感で生真面目に権力を行使するキャラを主人公に据えたから、こうなってしまったのかなぁ、と。自分的には実朝期の鎌倉が一番主従関係が安定していた時代という認識なので、実朝の死はその絶望的な喪失を軸にドラマを描いて欲しかったです。亡くなった時に御台所はおろか百何人も御家人が出家してしまう将軍ってあんまり聞いた事ない。まさしく実朝は御家人にとって『俺たちの鎌倉殿』だったのだと思います。

 そういえばこのドラマ、ほとんど幕府という呼称を用いず、『鎌倉』を集団呼称として用いているようでした。当時の感覚に近いかも知れませんね。

 たぶんBD版が三月に全て出そろうので、それを購入した時に再度見返そうと思います。

 さて本日がアタクシの年内最後の営業日でござります。来年は1/5から日記を書き始める予定です。エア読者さまには本年もお付き合いいただきましてありがとうございました。来年もまた、暇つぶしにご活用いただけますと幸いです。

 それでは少し早いですが、良いお年を~。