pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

一応、見た

 今年の大河ドラマ『どうする家康』です。ドラマとしては面白かったです。まぁ歴史的には色々突っ込みどころもありますけれども。妥協点は『人質』と言われながら今川義元にはわが子同然と言わせて、駿河時代の家康は人質ではないよ、という説に近い匂わせ方をしたって事なのかしらん。昨年出た家康関係の本でアタクシの家康のイメージは「こすっからい」になっているので、「弱虫、泣き虫」というキャラクター性は馴染めませんが、まぁそういうキャラの方が「どうする」というキーワードに相応しいでしょうしね。あとは・・・まぁいいや(いいのか

 この三連休は料理三昧でもありました。三時間とか時間をかける料理をやると、本を読みながらできるから、いいですよね(目的がはき違えている

 しかし書くのは本の事ぢゃなくて、こっち。

 

 一番新しい『バットマン』作品ですかね。見てて一番感じたのは『バットマンはツライよ』。サイコでバイオレンスだけど人殺しはしない。いつだって戦闘は拳で勝負。ライフルで撃たれようが、どうしようがご本人の武器はあくまで拳。最後の乱闘シーンは可哀そうになってきた(オイ

 今回の作品はデザイン的には抑えめですね。シックな感じ。そしてこの作品のバットマンは『生贄』ってイメージを強く感じました。正義を執行される事を望むけれども、その力を制限しようとする大衆。抑制された暴力でなければ支持されないけれども、それはそれとして、痛々しいなぁ・・・

 バットマン作品って見る度に、悪党からも警察からも石礫で追われる『稀人』の英雄ってイメージが強くなって悲しい気持ちというか、何というか、アクションハリウッド映画にある爽快感とは異なる後味が残るのですよねー。そういえば最近見るアクション映画ってそういう感じのものが多くなったな?単純な勧善懲悪からの脱却というか、複雑な人間ドラマを絡めて描く事が求められているのでしょうかね、アメリカ人にも(この辺単純明快な作品が好まれるという偏見がアリマスタ

 スパイダーマンもそうだけどバットマンもどうなっていくんでしょうねー。

 

 もう一つ年末年始に録画しておいたものを見た映画があるのですが、題名が覚えられなくて、うっすら覚えていた監督が『トランスフォーマー』シリーズも撮っていたっていうのからwikiで調べて呼び出せました。

 二時間半弱の映画ですが、ちよっと消化しきれない情報量で、どうすればいいの?って感じでしたが、印象に残っているのは逃走する二人組がやけくその様に絶唱したのがクリストファー・クロスのセイリングで、え?この曲を大声で歌うんかい。すげぇフリーダムだな!!と感心しました(そこかい

 いや原曲も貼っておきます。これを大声で歌うんだよ?凄いよねー。


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