魔王信長とヘタレ家康は、ほっといて、というかヘタレ家康に顔面キックしたかったというのが個人の感想なのですが、酒井忠次と石川数正の苦労が偲ばれて、泣ける。そんな戦略眼もないんかい、お前は。と家康への突っ込みばかりでござりるな。
あとはサイコパス秀吉は相変わらずの存在感ですな、はい。そんな感じ。
日曜日は久しぶりのオフTRPGコンベンションに参加して『鵺鏡』という、なんちゃって平安京TRPGを、これまた何年振りか、という感じで遊ばせていただきました。やりながら、ああ、こういうゲム・・・だったかな?と頭をひねりつつも、流れに任せてGMの誘う物語に没入すりゃあいいわな、と。そして推奨されたPCテンプレ?みたいなものを眺めていると・・・うーむ、下衆なキャラになるしかないな(歓喜
はい、そんな感じでGMは乙女ゲー設定をこめたとおっしゃっていましたが、操るPL側にその気がなければ乙女ゲー展開にはならぬというゲムになりました。そういう意味でも面白かったですねー。にゃははは。
さて読み終えたもの。
本来の読み方は本編を読んでから外伝ですが、図書館で借りようとしたら本編第一巻が貸し出されていたので、まぁWOWOWのアニメで第一巻分ぐらいは見ているから、まぁいいか外伝で、とかいう謎理論により読みました。
この作品、児童文学のジャンルに入るそうですが、そんな温いものではないよなーっというのが率直な感想。かなり容赦がないし、ご都合主義の解決なんて用意されていない。結局のところ人はそれぞれができる事を精一杯やっていくしかなく、一歩一歩、時には後退する事があっても進んでいくしかない、という印象。
このキャラとこのキャラがくっつくに違いないとか、これとこれはこんな感じになるに違いないとか、WOWOWのアニメを見ていた時に漠然と感じた展開は裏切られる事確実という後日譚を読んで、なるほど、侮れない物語だと、本編を読むのが楽しみになってきました・・・アニメ版はねー、物語の筋はともかく、キャラデザインもいいけれども、演出と背景がなんか、力が入っていないように見えて、続きが楽しみ~・・・とは思えなかったのですよねー。
WOWOWのアニメって、ここはいいけど、ここはちょっと・・・という感じで手放しで楽しめた事がかつてなかったなーっとか思い出したりしましたな。個人的な好みの問題ですがね。
まぁ『火狩りの王』本編読むのが楽しみです。