pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

ノープ

 という映画を昨夜、録画で見たのです。

 

 出だしは不気味でホラーチックなんですよ。撮影に使われる馬専門の牧場を経営しているアフリカ系一家。親父さんは評価が高いけれども息子は・・・まぁお察し。馬優先の態度が撮影する側のお気に召さない。しかし親父さんは空からの落下物が頭部を貫通してグッバイ。仕事をこなせなくなり、馬を売却したり規模縮小をする最中、夜中になんだか妙な現象に出くわします。それを確認しようと空に向けて防犯カメラを設置。すると、まったく動かない雲が浮かんでいる事が確認され・・・という感じで、最初は超常現象を撮影して一攫千金、なんて考えでしたが・・・一筋縄ではいかない存在である事が次第に理解できて・・・そして最後には、これはアタクシの感想ですが、かいじゆう映画になっていましたね!!

 NOPEというのはスラング英語らしく『いやだわぁ』『怖いわぁ』みたいな意味らしいです。ネットで調べただけだから、不確かですが。そんなカジュアルな感じの映画ですね、見終わってみると。

 監督のジョーダン・ピールという人が前に撮った『ゲットアウト』という作品が好きなので、見続けています。前作は自分的にはそんなに入れ込まなかったけど、今作はカジュアルに楽しめたかな。ホラー?ですが。

 

 ここ十年ぐらい、シャーロック・ホームズの二次創作みたいな作品が一杯つくられてきましたが、日本でつくられたシリーズで、ディーン・フジオカさんが出てるから興味がありました。シャーロック枠のディーンさんのキャラは、こんなもんかな、と思いましたがワトソン枠が・・・少し嫌な奴なの?

 マーティン・フリーマンさんが演じたワトソンとか、ジュード・ロウのワトソンとかに比べると、なんか、こう、もにょった。医学関係者だけど軍歴ないし、障害もないし、性格も丸い・・・か?まぁ美人に弱い、惚れっぽい人ですけれども、ホームズの人当たりの悪さをフォローする人ってイメージがあったので、それとは違うな、と。

 話としては、ああ、日本のしっとりミステリーだなぁ。人情噺よなぁ。そして出演者の広末涼子さんのスキャンダルでこの作品も封印されてしまうのですかね?

 市川猿之助さんの件で『鎌倉殿の13人』が封印されてしまう様子なので、自分は円盤購入完了しているから被害はありませんが、あの大河を封印するのはもったいないよ、と思いますがね。

 不祥事を起こした人が参加した過去作まで封印してしまうのって、作品に対する冒涜ぢゃないかしら。そんな事を思いました。