pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

後半戦

 昨夜の『ど家』です。天下取りに邁進していくそうです。面白い事に先週までアタクシ、松潤さんの頬肉のたれ具合が気になっていたのですよ。老けてみえちゃうよなぁって。ところが昨夜の『闇家康』。キリッとしまって頬肉が垂れてない(ように見える)。俳優さんって凄いなぁって思いましたね。雰囲気が変わるだけでなく肉体的な変化も(いや自分が節穴なだけ。

 この家康なら豊臣家、眉一つ動かさずに滅亡させそう。

 あとは、こんなに髭むじゃらな羽柴秀長は初めてかも知れません。秀長って兄秀吉よりも普通の人感が強かったから、こんなに特徴的な風貌は初めてでは?それから今回の光秀くんは家庭的な面には一切触れずに反旗を翻しそうです。まぁいいか。

 来週は荒れ荒れの安土接待、再来週は本能寺&伊賀越えかなぁ。

 それからこの地域では土曜日から始まりましたアニメ版『アンデットガール マーダーファルス』。画面的なものは、まぁ、自分の趣味とは微妙に合わない部分があるのですが、輪堂鴉夜と真打津軽の丁々発止のやりとりを声優さんの声で味わえた事は、大変喜ばしいです。今週はこれをメインに期待して生きていきます。

 んで読み終えたもの。

 

 金曜日に書くつもりだった本の感想です。表題の『戦争』は対外戦争の意味であり、国内戦は含みません。そっちは今読んでいる。

 まぁ言ってしまえば、日本という国、集団は対外外交が未熟だよなぁ、と。あと、最近は軽減されてきていますけれども根強く残っている朝鮮半島への蔑視って、どうも風下に見て敵対していた事が多い新羅が半島を統一した事がきっかけ見たいです。日本・・・大和政権が「貢物をもらっていた」という認識の小国連合を併合したし、新羅よりも付き合いが長く、支援していた百濟を唐とともに滅ぼしたのも新羅だし、その故地を併合したのも新羅だし。

 国内的には対外危機を利用して地方豪族に対し一致団結する必要性を強制する事ができ、軍事国家の法制である律令を導入できた事は、大和政権を上手くやったと言えますがネ。考えてみれば外側の危機を内側の統制に利用するのは、一般的な手法ですから。

 しかし日本列島はブリテン島の異なり、大陸からほどよく離れている為に情報収集が上手くいかず、大陸からの脅威もおいそれとやってくる事もなく、言葉や風俗、つまり考え方が異質な相手との交渉術を磨く機会もなかったので、近代にいたるまで、のほほーんと過ごしてしまったのだなぁ、とか思いました。