pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

伊賀越え、見た~

 『ど家』って演劇・・・劇団☆新感線っぽい演出だよなぁ、と思うのですが、今回はそれを強く感じましたねぇ。あと穴山梅雪のこんなに美しい死に際ってあんまりないのでは?家康の身代わりになるなんて今までなかったですよね?これは築山殿の企てを潰えさせた後悔から、借りを返した、という感じなんでしょうかね。

 あと明智光秀くんがとても俗っぽくって良かったです。そして本能寺の変の動機が、大久保忠世が洞察したように「やれたからやった」というのが真実味があってよろしい。だから『ど家』の明智くんは心情的に、これが真相っぽいのですよね。織田家中での立場、権益を失いそうになった。そして思い悩んでいたところ信長父子が無防備で京都市中にいる。千載一遇のチャンス!!・・・一番単純な動機が真実に近かったりして。

 伊賀越えは、まぁコミカルで楽しかったですね。本多正信が胡散臭く家康助けたり、それを基に復帰を望んだり・・・全部直接言わないいやらしさがあって、キャラに相応しいですねぇ。

 そして次回から北条やら上杉やら真田やらが出てきます。天正壬午の乱がどのように描かれるのか、その味付けが楽しみです。

 東海TVさんの都合で三話と四話が一日で放映された『アンデットガール マーダーファルス』勢いに任せて昨夜見ました。謎解き編ですね。声優さんの丁々発止のやりとりが大変耳に心地良いです。アクションはがんばっている。けど謎解きシーンの演出がちょっと・・・『氷菓』の謎解きシーンは退屈しなくていい出来でしたが、今回はアクションに重きを置いているのですかね?

 んで読み終えたもの。

 

 この漫画って危険な道中ものなので、新しいキャラが現れてはこの世とグッバイを繰り返す事が多いのですが、前巻の末尾から登場したこの人たちはどうなんでしょうかね。腕は立つし頭も切れるけど、やっぱどっかアレな人なんですが。白笛持っている人は、やっぱりぶっ壊れですね。悪い人ではないけれど。

 そしてその新たに巡り会ったPTに双子が登場して、地上でも双子ネタになっていて、それが恥部だそうなんですが。いきなり筆タッチが変わりましたね。「オカルトじみてますね」というセリフに合わせるかのように、ホラーものっぽいペンタッチになった巻末のページ。こりゃまたどうなるんでしょうね。来年の七月が楽しみですよ・・・いや、メイドインアビスは毎年七月に新刊出しているから、そう思っているだけどですが。