pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

ネタ尽きた

 本は読んでいる最中だし、漫画は特に感想がないものしか読まなかったし(オイ)、昨夜見た録り置き映画は、脚本がアレなので途中で意識を失うようなものだったし、なので日記に書くネタを書きながら探さなければならないという状況です。

 時事ネタでいうと、うちらの業界的にも経営失敗企業というのがメーカーで目立ち始めたなぁ、という感じです。かつての最大大手はあまりにも経営や業績の矛盾を社員に押し付けてきたようで、会社経営の屋台骨となった人材を昨年七月に多く退職させてしまい、現場責任者にイエスマンしか存在しなくなり、という事は現場トラブルの根本的な問題はコスト問題を理由に抜本的な改善がされにくくなるという・・・商品が順調に供給されるなら、取引相手のうちらとしては他人事なのですが、物流を人海戦術で賄っていたため、コストを抑える為に人件費を据え置きにすると現場を回す人手を確保する事が出来なくなる。限られた人手で大量の物流を回す事が出来なくなり、こちらが発注した商品が届くのが一日遅れならいい方、甚だしい例は7/18発注商品の到着が在庫があるにも関わらず7/24、つまり一週間遅れで発注者であることらの手元に届くという・・・さすがにこれはヤバい。一日遅れなら顧客も我慢してくれるでしょうが、一週間となると・・・急ぎの納品が条件の場合、そこの商品は選択できなくなるという事です。特にお盆休みを睨みながら納期を意識し始める七月下旬にうちでのトラブル発生した事で、余計に問題が大きく感じられましたし。

 経営者に対してイエスマンばかりという事は、経営者の意志が貫徹するという事ですが、逆に経営者の判断が誤っていた場合のチェック機能がないという事であり、現場の自律的な判断が失われ、何もかも経営者が判断せざる得なくなり、つまり独裁者が過労で機能しなくなるって感じになる。

 そこ、五月ぐらいに増配を決定して株価をあげたのですけれども、好意的に考えたらそうやって得た資金で物流倉庫の自動化をはかるのかなぁ、と思うのですが、どうも利益を確保した上で身売りを検討しているみたいにも見える・・・ええ?経営の屋台骨を支える人材が払底しているという事は買った側がその後、そういう人材を確保しないと、今は売上を維持していてもジリ貧になるって事でしょう?そこのメーカー、仲がいいのは銀行と伊〇忠で、イメージの話だけれど、どっちもそろばん勘定だけの会社では?同業他社から人材引き抜きしてやらせるのが関の山だけど、どこも人材という面では払底している業界ですぜ。それともうちらみたいな顧客の方から引っ張ってくる?

 まぁやろうと思えばやれるのか。けれどもやっぱり人材だよなぁ。人材を使い潰す発想しかないなら、誰もこないと思うけれども。業界人なら多かれ少なかれ事情は理解していて、ちょー面倒くさい事は察しが付くもの。

 ま、あっしはそういう意味では完全に他人事なんですけれどもね(あ

 うちらの業界に限らず、たぶん日本の会社の内情は、特にかつて成功した会社は同じような状況なんぢゃないかなーっと。経営者も知恵を絞って働かなかった会社は、これから立ち枯れていくのではないかと思うのですよ。特にブルーカラーの確保に失敗した会社は・・・あ、それってうちの仕事に直結するぢゃん。やだなぁ・・・