pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

忘れてた

 アゼルバイジャンと戦ったのはナゴルノ・カラバフアルメニアぢゃなかったんですね。開始早々停戦した事は、人的被害が最小限に抑え込まれたって事だけど、アゼルバイジャンの振る舞い次第でどーなるのか。武力による現状改変を非難する立場からすると、アゼルバイジャンの行為は責めるべきなんですけど、どーなるんだろ?そもそも三十年前に武力で改変したのはナゴメノ・カラバフ側だけれども。アルメニアアゼルバイジャンとの停戦を求めるみたい。ロシアの後ろ盾がないとこれ以上戦えない状況なのかな。

 さて題名の忘れていたというのは、これの事です。

 

 先週金曜日の日記で「もうすぐ読み終わる」って書いているんですよ。んで週末に読み終えているんですよ。そしてその事を忘れるという・・・おい。まぁね、その上にレシピ本の、来週末にこさえるもののページを広げているから、それで視界に入らなかったというのもありますよ。日記に書いてから読んだ本を書棚に収められるものは収めるという癖なので、視界から消えると忘れるという事になりますね。はい。

 あ、さて。地獄の東部戦線ですよ。見込み違いに連邦の偽装が上手くはまり、このままでは帝国軍は各所で分断され、反撃の戦力さえ細分化され、連邦軍の進撃を許し、防御縦深を失って敗北の坂を転げる事になるのですが、自分、この物語を読み始めた時、この状況になったらターニャはとんずらすると思っていたのですよ。もしくは敗北する帝国に付き合う。心情的には「うまく逃げてやったどー」って展開がいいな、とは思っていたのですが、どうやら帝国を救うために、独断専行するようです・・・どーすんだよ?

 作中でも書いていますが、秩序だった撤退、つまり反撃しながら後退するしかないのですが、指揮権は戦闘団に対するもののみ。位階は中佐・・・どう考えたって方面軍級規模の軍隊を指揮する権限はない。初撃で混乱している軍隊。総司令官の所在は不明。司令部は大混乱。そんな絶望的な状況で、どうやって秩序だった撤退戦ができるのか?

 ここまでくると「うまく逃げてやったどー」って結末よりも、存在Xに対して「どーしてこーなった?」と言わせるラストが見たいなぁ、思いますね。今月十四巻が出るんでしたっけ?地獄の状況をどうやって凌ぐのか?たぶん凌ぐよね。敵側が「またゼートゥーアの奇術にやられた!!」みたいな事を残しているって、十三巻の文章中に書いているんだもの。

 ・・・信じてますよ?