pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

アンファル最終回

 録画できてなかたorz。なので今週水曜日のBSフジで放送されるのに賭けます。んもう。しかし土曜日深夜は土砂降りが降っていましたからな、自宅近辺。何せ雨音で目覚めましたもん。風雨が激しいとうちのアンテナ、ちゃんと受信しない事あるから不安だったけど、確認したら案の定でした。RRRは大丈夫だろうな?

 金曜ロードショー枠で放送された『葬送のフリーレン』初回は、良かったです。漫画版の静止場面の単調さを感じる事があまりなかったです(あ

 旅の大目的が決定されるまでを初回でやったから一時間四十五分ぐらいになりましたかね。あとから確認したら二巻の初めまでやっていましたね。前衛が参戦するところまでやるかなぁ、と思っていましたが、亡き仲間の魂に会いに行く物語だったんだなぁ・・・忘れてた(あ

 これから毎週金曜日深夜に録画して、漫画版とどう演出が違うのか、それを比べるのが楽しみです。

 『ど家』・・・まだ徳川移封前の江戸、評価低くしちゃうのね。北条時代から東の重要拠点であるし氏政が城主を務める事実上の二都状態だったんだけどなー。こういう家康から江戸の繁栄が始まった~って演出、何時から改まるのかな。変わらないか。

 あと、北条が関東の片隅で静かに繁栄?んなバカな!!と笑いそうになってしまいました。滅びゆくものが感じる理不尽さを共感させる為のセリフでしょうけれども、いや、いやいやいやいやいや・・・関東において圧倒的な勢力として、中小勢力相手にぶいぶい言わせていたのに、おいおい!!そんな突っ込みをしてしまた。

 秀長グッバイとか、旭も病床とか、その場面で寧々が「徳川殿が頼り」って言わせるって、なんか沈みゆく船から逃げようとしていない?その中で三成が「殿下をお停めします」って、なんか健気だな。

 三河家臣団の団結の要として、石川数正が去り、酒井忠次が病気療養中となると大久保忠世が登場となるよねぇ。本多正信だけが冷静で、そして義理堅い面を出す。過去にあんまりない演出でいいですねぇ。次週が朝鮮侵攻となると関ヶ原は十月末ですかね?

 そして読み終わったもの。

 

 十九世紀からのドイツの、主に庶民の食事情を研究したもので、単純にジャガイモ、という訳ではないのがミソ。受け入れられるまでの地道な在野知識人の啓蒙活動が必要だったとか、イタリアの食文化の影響の大きい南ドイツではジャガイモはそこまで常食されず、麦粉を使用した食品が多いとか。珈琲が食文化に浸透したのもブラジルのコーヒー豆生産量が増えて、それまでコーヒー流通を牛耳っていた国、企業の間をぬってドイツ企業が進出したからとか、それでも高級品なので代用品文化も栄えたとか、低所得者のカロリー確保優先食事事情とか、その中でも働き手の成人男子優先にいいもの食わせるとか、そのせいで子供の成育もなかなか問題とか、掘れば掘るほど色々なものが出てくるジャンルですねぇ。

 二十世紀に向かって食環境は工業化で食品保存が容易になって低コストになるにつれて改善されますが、これは国家の富国強兵の一環。つまり体格の良い、自己判断可能な兵士を欲した為でもある訳で、食育や教育が産業、軍事力育成と直結していると考えると、「無駄だから」と切り捨てていくと、取り返しのつかない事になるよねぇ、と思ったりしたりします。はい。