pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

くっちゃね

 三連休だけど特に予定はなかったので引きこもって、読書とブラウザゲーと映像作品と、後は飯食って酒飲んで寝ていました。んで映像作品ではこれですかね。

 

RRR

 噂に聞くインド映画『RRR』をWOWOWで放映していたので録画して見ました。三時間の長丁場だけれども、それを感じさせない「こまけぇ事はいいんだよ。お前らこういうのが好きなんだろ?ぐだぐだ言わずに楽しめ!!」って感じ満載で、楽しい映画でした。何も考えるな、楽しめ!!だけですねぇ。理屈とか細かい事を考えた方が負けって感じ。

 なのであらすじとか書くだけ野暮だし、気になった人は三時間という時間をつくって見ろ!!だけですねぇ。はい。

 

 こっちも「何も考えるな、楽しめ!!」系なのですが、ハリウッドなので色々仕込んではいます。サンタの前身がヴァイキングの悪党だったとか、ちょっとした魔法は使える。仕組みは解らない、とか。悪い子リストには情け無用とか、不老だけど不死ぢゃなくて、マッチョなだけで強いけど無敵ぢゃない。信じている人たちがいなくなるとグッバイだけど、信じている人がいれば復活するとか・・・妖精ですね、はい。

 痛快娯楽アクションで続編つくるらしいですよ。まぁシナリオギミックが優秀だったらいくらでもネタは続けられそうな話だしな。しかしR15指定なので、良い子は見ちゃだめよ・・・あれ?良い子しかプレゼントもらえないのに・・・あれれ?

 んで『ど家』、ほんとに淀殿をラスボスにするんだなぁ。あとは三成たちが朝鮮半島の戦況を秀吉に伝えようとしなかったとか、浅野長政が首をかけて諫めたとか、小ネタは一杯突っ込みましたね。来週秀吉がグッバイらしいから、今月末か十一月初めが関ヶ原かなぁ。

 『フリーレン』へなちょこ戦士のシュトラク登場。来週「やればできる子」ぶりを発揮して仲間になりますが、それをアニメで見てから続きが気になって漫画版を読み始めて、気が付いたら日付が変わっていたのは内緒(あ

 そして最後に読み終えたもの。

 

 なんの脈絡もなく論文を入れましたが、三連休で積み読が進んだので少しでも書いておきたいと。選挙共和制のローマで帝政に移行した仕組みという奴です。まず国家の統率者である一年任期、二人いるコンスルに当選しやすい条件が、家柄人柄、軍事指揮能力、弁論にあったのですが、内乱期に入り軍事指揮や弁論といった実力に重きを置かれるようになったこと。そして内乱の勝者であるカエサルオクタウィアヌスなどの実力と権威が高まり、ここが重要なのですがコンスルは自分の後任者の選挙を主催する役割があり、極言すれば自分の意にそぐわない人の立候補を認めないことまでできまして、独裁官だったり継続コンスルみたいな事になっていた内乱の勝者たちは、半ば以上自分の意中の人物以外の立候補を認めないという行為によって、コンスルとかプラエトルといった軍事、行政指揮権を持つ人々の人事権を握り、それが権力の源泉となった、というお話。

 ふわっとしていた事が具体的に述べられていました。

 今日はこんな感じ。