pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

寝違えた

 たらふく酒を飲むと元から悪い寝相が更に悪くなり、寝違えます。通常は首筋なのですが、自分、背中の筋肉とか痛くなります。この土日はそんな感じでした。だいたいボトル一本が許容量だと弁えているのですが、妹がくると彼女の要求にこたえる形で葡萄酒を開け、最期まで食卓についている自分が残りを片付ける事になり、つまり、ボトルに残った葡萄酒を飲み干す作業をする事に。金曜日の晩にやり過ぎました。はい。土曜日は、少しましだった。そんな感じで、まぁ使い物になりない土日でしたね。

 TVアニメ『フリーレン』アウラ編ってこんなに長かったっけ?二、三話で決着がついたと思っていたのですが、原作漫画を確認したら二巻終わりから三巻半ばまで続いていました。敵ボスアウラのセリフなんて少ないよね、と思っていたら、結構フリーレンとやり取りをしモノローグも喋っている。あれれ?初期の中ボスの事、結構忘れているんだなぁ。これなら有名どころの声優さんをゲストに当てるというのもうなづける。『葬送のフリーレン』という二つ名の、作中の理由が明かされるエピソードだし。

 自分的には長く生きて、友人知人を送る側の立ち続けているからの表題だと思っているのですけれども。次回は戦闘編ですね。楽しみです。

 『ど家』家康が絶対権力者の顔になりつつありますねぇ。そして毛利輝元のうさん臭さが爆裂していますなぁ。淀殿が魔物顔になっているし。初期からお市と深い関係性を持たせたのは、そういうラストにしたかったからかぁ。やっぱり劇団『新感線』っぽい気がする。重要なところに情念ドロドロを入れたがるとことか・・・いや、日本人好みというべき?あとは彦の見せ場が次回にかけて描かれますね。家康関連の大河の中では、一番濃密に描かれるよね?と期待しています。

 あ、今朝ペケッターで、そろそろ石田三成の鎧を通説から同時代資料に基づいたものに変更してくれない?みたいな記事を見つけました。エンターテイメントとして演出にどちらが相応しいか、吟味して欲しいところです。

 あ、気が付いたら八百字こえている。これの感想で終わりましょう。

 

 読んだのは全短編集ではなく1992年の四編収録されたものなので看板違いですけれども。泉鏡花賞を取ったのは長編の『消滅の光輪』という作品らしいのですが、絶版のようで愛知県図書館にもなかったから、どうやって読もうかと考え中です。

 最初の『炎と花びら』という作品が1971年に発表・・・自分と同い年ですか!!しかしロボットという表現が古風って感じですけれども、この作品の雰囲気は特に古びた感じはないです。ただ地球人類の気づいた恒星間文明、連邦が宇宙進出以前の惑星原住民と接するという、このあたりが古風かな、と。でも最初の短編は植物型の知生体とのテレパシーみたいな交流って感じで、まだ『司政官』というシリーズ化を考えていない、あまりシステムと司政官の軋轢を主題にしていないものです。あとの三篇は徐々に徐々に司政官システムが、つまり原住民と入植人類との間を中立の立場で取り持つという、まぁ「ありえないよね」というシステムが数十年で崩壊していく様を現場の司政官たちの視点で描かれていて、その帰結が『消滅の光輪』なのかな?と想像すると、やっぱり読んでみたくなります。

 さぁて、何処の図書館ならおいているのかな?