pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

使うなーってゆーとるに

 まぁ生活排水だから守れないだろうけど。階上の下水詰まりのせいで水漏れが続いていて、水道屋さんに直してもらうまでは風呂、洗濯はやらないでねーってゆーとるのに、使ったらしくて今朝店に来たら水漏れガガガガ・・・水道屋さんがくるのは明日、木曜日。早い時間に来てくれればいいけれどなぁ。

 あ、今、詰まっている部屋に住んでいる方がみえた。使っていないと言う話を信じるならば、他の部屋で使用した水があふれたか。こればっかりは良く解らん。

 昨夜は録画しておいたドラマ『三体』をBDにダビングしていました。見たいって人がいたから。この作業が二時間ほどかかりまして、石田三成の論文集を読んでいました。これが面白くてねぇ。石田三成の書簡のやりとりから、大名とか寺社とかとの関係性が解るとか、大谷吉継とは同い年かと思っていたら、実は『豊臣恩顧武将』の中で三成は年かさな方なんですね。大谷吉継は最年少に近い。けれども秀吉が北近江の大名になった頃、いわゆる秀吉チルドレンたち(今思いついた)では尾張の親戚縁者である福島正則加藤清正よりも早く秀吉に近侍していたらしいってのは初めて知りました。何となーく親戚縁者たちの方が早く秀吉に仕えたイメージがあったので。

 関ヶ原西軍についた諸将の事情も三成との関係性から論じられていて、面白いです。読み終わったら感想書きます。

 んでドラマ『三体』ですが、たぶんネタを知らなければ、もしくは原作小説を読んでいれば面白かったのかも。下手にwikiで流れを知ってしまったので、もどかしいし、もう少しこう、なんとかならないのか?とか思ってしまう。登場人物の中で一番読者目線であろう、警察あがりの公安捜査官が科学者とか有能な部下が喋っている言葉に「判らん。回りくどい。解りやすく話せ」とか言っているのが唯一の救い。彼が自分の気持ちを代弁してくれている感じなので、このキャラクターがいないと自分は投げ出していたかも。画策していたり困惑したり絶望したりしている科学者たちに、ちっとも感情移入できないので。

 次の二十一話から三十話で、『三体』という異星知生体の目的が判明してくれないと、困るなぁ。というか、そもそもの『三体』って、どう考えても文明が継続的に発展できず、何度も滅亡を繰り返しているようなのですが、その概要を教えている?ゲーム『三体』は中国人目線での文明勃興と破滅を描いていて、破滅した文明の状況からすると前文明が蓄積した技術や知識の継承なんて「無理じゃね?」って設定なんですよね。その辺が実際の『三体』たちはどうクリアしたのか説明されるのか、それともフレーバーで流されるのか、解らないけれども、まだ彼らの本当の思惑が推測でしかなく、もにょるのです。

 はっきりするのか、フレーバーで流すのか、どうなんだろうなぁ・・・

 あ、千字こえた。