pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

安定の「水ど」

 2020年放送の『水曜どうでしょう』再放送を録画して見ました。第三夜かな。最初の宿で六時間も飲み続けたって、何やってんだか。湖沼地方まで三百キロぐらいの距離を翌日移動するってゆーてんのに。大泉さん、かつてのローカルタレントの立場から、主演映画が何本もある大物俳優になってしまったので(しかし大物感はさほどない)、日本の団体客あたりから見つけられてしまうと、もはやお忍び、秘密、という訳にはいかなくなっているのですね。そしてアナログな方法でルートを探す首脳陣と、スマホのアプリでナビゲーションをする大泉さんの違いが現れるスタート。

 昼飯をインド料理屋で取るという事になり、スマホアプリで即座に探しだす大泉さん。しかし、一件目は夜営業、二件目、店名と場所しか解らず行ってみたらつぶれてた。三件目、店名と場所しか解らず行ってみたら閉店だた。三件連続でハズレを引いてしまったと。番組冒頭で「大泉さんのキセキ」とか言うていて、大泉さんご本人は覚えていない(実際の旅行は2018年。前枠後枠撮影は2020年。二年前の事なので)んで実際の映像を見て思い出した、と。

 相変わらずの緩さだナ(誉め言葉

 特に何かを言っている訳でもないのに、なんでこんなに面白いのか。まぁ面白さって人それぞれだし、自分の場合はツボにはまってしまったんだろうなぁ。来週も楽しみです。

 あとは・・・読んでいる最中のもので平安時代天皇列伝ってのがありましてね。天皇は『列伝』でなくて『本紀』なんだけど、解りにくいから『列伝』にしたって書いてあったナ。これを読んでみると、右の巻の人たちが大好きな『万世一系』って結果論なんだよなーっと。桓武天皇父の光仁天皇自体が傍系出身で父子相続の結果ではないし(一応聖武天皇婿という資格があったけど、即位した後、桓武を即位させようという勢力により聖武娘と孫は抹殺されてしまったし)、基本的に歴代天皇は自分の子孫に皇位を継承させようとするけれども、自分の子供たちに、であって「直系子孫」と意識する人は少数派。長子相続ではなく、有力な母方の実家が存在する皇子が即位しないと政権が安定しないので、それを選択しがち。平安初期は有力家が複数あったけれども次第に藤原冬嗣子孫に収斂されていき、その家系の政権首班者をパートナーに政権運営をするようになったのが、道長以前の摂関政治って感じ。主導権は天皇側にあり摂関側にはないとは言わないけれども受動的って感じ。

 んで千字こえたから続きは読み終えてから。