pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

夢の中

 この土日は引きこもっておりまして、夢現で過ごしておりました。暖かかったからナ。おかげで読書が捗りませんでしたorz。無茶苦茶眠いんだもの。

 んで、見たものですが、『葬送のフリーレン』。漫画読んでいる時はフリーレンたちの目線でしか考えた事がなく、ヒンメルの事は過去の事としかとらえていなかったのですよね。他のパーティメンバーは存命のアイゼンはともかく、年老いた後もなんだかんだ付き合いのあった(フェルンと一緒に生活していたし)ハイターとかは現在もともに生きているって感覚があるのですが、早くに亡くなってしまったヒンメルは過去の思い出の中でしかでてこず、それに年老いた姿はかつての面影が、まなざし以外はまったく変わってしまっているので、今を一緒に生きた人というイメージがない。

 漫画自体がフリーレン目線で語られている訳ですし、だからヒンメルの気持ちとか、あーんまり考えた事がなかったのですね。んでアニメ化して色んな人の考察とか感想とかが流れてくるようになって、このシーンはこういう解釈が成り立つのではないだろうか?というものの中にヒンメルの気持ちっていうのもあり、今回のアニメ回でご褒美にフリーレンに装飾品をプレゼントするシーンがあるのですが、フリーレンは意匠に使われた花の花言葉なんてちっとも知らずに選ぶのですが、ヒンメルの態度やフリーレンに指輪指す様子を見ると、あ、ヒンメルは花言葉知っていたな、とか思うのですよ。

 フリーレン側はアレですが、ヒンメルはフリーレンに対して恋愛に近い感情を持っていたと思うのですが、その割には魔王を倒した後のお別れが淡白で、十年の旅の間にヒンメルの中でフリーレンに対する思いが、男女のそれから友人に対するものになっていったのか、それともエルフと人間の生理的な違いから断念したのか、妄想が膨らみますね。いずれ物語の中でも語られるだろうでしょうが。楽しみです。

 『ど家』今回は大坂の陣戦間期のお話ですが、切ないのは、千姫が冬の陣での出来事で徳川の姫から豊臣の正妻へと完全に意識転換しちゃった事で、それを生母である江に面と向かって宣言しちゃった事ですかねぇ。戦いの主導権は豊臣側は完全に淀殿の手から離れたみたいな感じ。次回、今週の日曜日が最終回な訳ですけれども、どういうドラマで結末を迎えるのでしょうかね。最近の大河はあれですか、最終回になると来年の作品へのバトンタッチぢゃないけれど、そういうものをつけるんですかね。題名は『神の君へ』。来年は『光の君へ』でしたかね。去年は最終回で吾妻鏡承久の乱の場面に興奮する家康の姿を入れましたけれども、今回は来年が平安時代の物語だから、そういう技は使えないもんなぁ。題名だけかな?その辺も楽しみです。